■ファンからの批判を受けて“迅速対応”

 トラジャファン、旧ジャニーズファンからは、

《eighter兼トラジャ担からすると、今回の揉め事はとてもつらい。eighterの「大倉くんに文句言うな」も痛いほどわかるし、トラジャ担の「あのチャンネルはトラジャのものだろ」も痛いほどわかる。私たちのオタ活と推したちのアイドル業を楽しく両立することはこんなに難しいんだと思う》
《別にトラジャ担は大倉くんを責めてるわけじゃない。トラジャのダンスアカウントをエンターテインメントとしてJrが使うことにトラジャ担は怒ってるの。あのアカウントはトラジャがJrのYouTubeの方を辞めてもいいって言われたけど両立させるって言って作られたものなの》
《本当に慎重に進めてほしいし、そういうファン心理、人間心理の感度みたいな所は商売柄しっかりアンテナ張ってて欲しいと思うけど、こうやって対応して貰えたので凄く嬉しかった》

 といった声が上がっている。

※画像は大倉忠義の公式X(ツイッター)『@J_ohkura_88』より

「ファンからの批判を受けてでしょうが、『+81 STUDIO』はすぐに元の『+81 DANCE STUDIO』に。ヘッダーの画像もそうですが、チャンネル概要欄も《Travis Japan、ジュニアが歴代の名曲に新たなパフォーマンスで挑戦し、さまざまな世代のみならず、世界中の視聴者に向けて配信していきます》に戻りました。

 大倉さん、事務所サイドはかなり素早くファンのリアクションをくみ取り、スピーディに対応したんでしょうね。絶対的な創業家である藤島ジュリー景子氏(57)がトップにいて、重鎮の社員がいて――という旧体制だったら、ここまで素早く対応することはできなかったはずです。

 今回のファンの声はたしかに筋が通っていますよね。STARTO ENTERTAINMENTが4月から本格始動しますが、タレント、会社的にも納得いく意見だったら積極的に取り入れていく方針になりつつあるのではないでしょうか。これまではジュリー氏の意向をうかがっていたこともあり、何かをするにせよ、変更するにせよ、タレントやスタッフの意見も通りづらくて対応も遅かったのでしょうが、スピーディになってきているんでしょうね。

 ただ、今回の一件は会社も大倉さんもトラジャもジュニアもファンも、誰も得をしない、みんなが損をしたとも思える騒動となってしまいました。STARTO社の本格始動も秒読み段階に入っているのでしょうが、まだまだこういった問題は出てきそうですよね」(前出の女性誌ライター)

 旧ジャニーズからSTARTO社へ――その中身がどう変わっていくのか、テレビ局、スポンサー企業、そして多くのファンが見守っている。