3月7日、小芝風花(26)主演のドラマ『大奥』(フジテレビ系/木曜よる10時)の第8話が放送される。2月29日放送の第7話は、平均世帯視聴率が4.2%(すべてデオリサーチ調べ/関東地区)と爆死状態が続いているが、見逃し配信・TVerのお気に入り登録は69.5万(3月7日18時現在)と、この回を機に増加の勢いを増している。
ここにきて、徳川家治(亀梨和也/37)の側室・お知保(森川葵/28)が男児を出産。松平定信(宮舘涼太/30)が裏で手を引いて、女中に子をできにくくするお香を使わせるなど、御台所・倫子(小芝)が追い詰められている本作。終盤に入ってから配信での支持が増えたポイントは、そんな鬱展開にありそうだ。
第7話では、ある日、倫子が料理の味が変わったことを指摘すると、倫子の付き人であるお品(西野七瀬/29)は、料理人・葉山貞之助(小関裕太/28)が長く休みを取っているようだと応じる。お品は、真面目な貞之助が大事な役目を投げ出すわけがないと心配していたが、実は、お品と口づけを交わす現場を見られた貞之助は、牢に閉じ込められていたのだった。
お品が蔵で貞之助を待っていると、田沼がやって来て牢へと連れていく。変わり果てた貞之助の姿に、お品は、彼を助けるためなら、どんな処分も受けると訴える。すると田沼は、今回の一件を不問にする条件として、家治の側室となって子を産むよう告げる。そんな中、医師から懐妊したと告げられた倫子は早すぎる陣痛を迎え……という展開。
まさに、鬱展開の連続だった今回。X(旧ツイッター)上でも、《この孤独の鬱展開はなかなかにつらい》《ただただ、胸が痛むだけ。誰も悪くない、こんな展開は誰も望んでない。残酷過ぎる》《見てられんわ〜心休まる瞬間が全くない》などと、悲鳴のような声があがっている。この景色はどこかで見たことがあるようなーー。