■松本人志不在で『クレイジージャーニー』はパワーダウン

 3月5日の放送回には俳優の鈴鹿央士(24)と奥平大兼(20)の素顔や恋愛を占ったほか、賞レースでお馴染みのタイムマシーン3号、エルフなどの芸人らの手相を占うという内容だった。

 番組に対し、

《突然ですが占ってもいいですか ゴールデンになってから、つまらないわ!!!!》
《占ってもいいですか、一般人鑑定にゲストいらなくない??ノイズて感じ……っていうかざわざわしすぎて面白くない》
《突然ですが占ってもいいですか…ゴールデンになってから微妙だねー 街に繰り出して一般人占うのぜんぜん面白くない~! 深夜にやってた頃の方が面白かったな、、、》

 といった声もある。

 前出の制作会社関係者は続ける。

「TBSでは、『クレイジージャーニー』が、昨年10月に放送時間が21時から22時に繰り下げになってから苦戦が続いています。さらに、MCのダウンタウン松本人志さん(60)が活動休止に入り、バナナマン設楽統さん(50)、小池栄子さん(43)の2人になり、明らかにパワーダウンしていますよね」

 3月4日の番組では、アリマスター・島田拓氏のカメルーンでの「世界最大の女王アリ探しの旅」後編と、奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏のキルギスの奇界遺産撮影旅に密着した。

※画像は佐藤健寿氏の公式X(ツイッター)『@x51』より

 そんな『クレイジージャーニー』に対して、

《松本人志返して! クレイジージャーニーも設楽と小池じゃ深夜番組だよー》
《やっぱりまっちゃんがいないとツマラナイ もう戻らないのかな?》
《クレイジージャーニーにまっちゃんいなくてまじ悲しい》

 と松本の不在を嘆く声も寄せられている。

「2月12日のコア視聴率は2.0%、同19日は1.8%とかなり厳しい数字で、裏の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)に圧倒されてしまっていますね。

 TBSは3月5日の春の改編説明会で『クレイジージャーニー』と『水曜日のダウンタウン』について、今後も代役を立てないという方針を出しましたから、松本さんの帰りを待つんでしょう。しかし、松本さんと『週刊文春』(文藝春秋)との裁判は長引くと見られています。

『クレイジージャーニー』は、優れた放送に贈られるギャラクシー賞を複数回獲得するなど内容面は高く評価される番組ですが、松本さんがずっと戻ってくることができないとなると、TBSの上層部が『クレイジージャーニー』に対して“決断”をする可能性も。数字面ではいつそうなっても仕方ないものになってきていますね」(前同)

 多くの旧ジャニーズ番組が終了するなど大きく変わる春の改編。そして、10月に向けても、すでに水面下では慌ただしい動きが出てきているようだ。