■平野紫耀&目黒蓮の着用アイテムは爆売れに
ヴィトンとのパートナーシップ締結前の2023年9月、平野はファッション誌『ELLE Japon(エル・ジャポン)』(ハースト婦人画報社)の表紙に登場。同ブランドのアイテムを着用したファッションポートレートと独占インタビューが9ページにわたって掲載された。
雑誌発売に先駆け、平野は自身のインスタに全身ヴィトンでコーディネートしたファッションを投稿。いずれも数十万円する高額なアイテムにもかかわらず、彼が着用したものは店頭で即日品切れ状態に。特に26万円のバッグと20万円のパーカーが全サイズ売り切れてしまった。
さらに「イヴ・サンローラン・ボーテ」のアンバサダー就任が公になったは1月10日午前4時のことだったのだが、同日の正午頃にはすでに東京・表参道ヒルズのYSL店舗には入店待ちの長蛇の行列ができており、午前11時オープンのところ、2時間前から並ぶファンもいたという。
商品を取り扱うECサイトでも大きな反響があり、ブランドによるとアンバサダー就任を発表した午前4時から正午までのYSLアイコンリップ「ルージュ ピュールクチュール」の売り上げが、前日と比べると約540倍にもなったというから驚きだ。
一方の目黒の影響力も凄まじいものがある。2023年10月、目黒はインスタの生配信を約1時間行ない、最大で約42万人が視聴。その配信中に目黒が身に着けていたFENDIのアクセサリーが翌日から爆売れとなった。
「アイテムはリングとブレスレットで、価格はそれぞれ4万5100円と9万7900円と高価なアイテムにもかかわらず、リングは完売。ブレスレットも在庫わずかで入手困難になってしまったほどでした。目黒さんも平野さんに続き、1月26日発売の『ELLE Japon』の表紙を飾り、FENDIのウィンターコレクションを着用していました」(前出の女性誌編集者)
平野は2022年8月にコーセーの「敏感肌ケアキャンペーン」のCMに出演。2023年8月には目黒が同CMに出演するなど、2人には共通点も多い。
芸能プロ関係者は言う。
「平野さんは1997年1月生まれ、目黒さんは同年2月生まれと誕生日も1か月違い。ジン『翠』、キリンビールの新商品とそれぞれお酒のCMにも起用され、高級ブランドのアンバサダーにも就任。平野さんのインスタのフォロワー数は418万人(3月8日11時現在)、目黒さんは221万人と、インフルエンサーとしての影響力ももの凄い。
そして、飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍しているNumber_iとSnow Manという超人気グループに属している――まさに彼ら2人が今、日本の男性タレントのトップを走っていると言っても過言ではないでしょう。だからこそ、両者の商品訴求力がとんでもなく高く、広告に引っ張りだこということですよね。目黒さんと平野さんは、日本トップのCMキャラクターになった、とも言えそうです」
平野の目黒も、もはやどこの事務所に所属しているかなどは関係ないのだろう。圧倒的な輝きを放っている両者は、今後も広告界を席巻しそうだ。