■補償終了後の「SMILE-UP.廃業」はまだまだ見えてこない……

 2月13日発売の『FLASH』(光文社)では、『テレビ報道記者』撮影現場での木村の激やせの様子が報じられている。

 2月8日、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の副代表を務める石丸志門氏(56)が報道陣の取材に応じ、SMILE-UP.が設置した「被害者救済委員会」と面談したことを報告した。

 面談では旧ジャニーズ事務所への入所経緯、ジャニー氏による被害の内容や期間などを説明。「逸失利益(被害に遭わなければ得られたと予測される利益)」を自身で計算し提示し、その分を補償額に含めるように求めたという。

 SMILE-UP.は1月31日に公式サイトで《現時点での補償受付窓口への申請者は948人、このうち190人と合意し補償金の支払者は170人》と報告している。

「当事者の会は東山さんとの定期的な面談を求めていましたが、昨年10月以降は実現していないようです。東山さんは被害者への補償と救済に全力で取り組むと宣言しましたが、一部では『被害者救済委員会』に丸投げしているとも報じられています」(前同)

 石丸氏は報道陣の取材に《話はしっかり聞いてもらったが、自分の希望している額には届かない印象を受けた。補償をするための委員会ではなく、被害者を救済するための委員会として、被害者の心情に寄り添って柔軟性をもって対応してほしい》とコメントしている。

「昨年9月と10月に行なった記者会見では、東山さんの過去のハラスメント疑惑も取り沙汰されてしまった。木村さんにしてみても、家族の過去をあらためて責め立てられるというのは心苦しいものがあったのではないでしょうか。

 SMILE-UP.に被害を訴えているのが948人。そのうち190人と合意し、支払ったのは170人ですから、まだまだ全員の補償には時間がかかる。被害を訴える人がさらに増えていく可能性もありますからね。

 補償がすべて終わり、SMILE-UP.が廃業すれば東山さんが芸能界に復帰するという未来も見えてくるのでしょうが、少なくとも数年は難しいはずです。そういった夫の苦しむ姿が、木村さんにとっても負担になっているのかもしれません。

 そして、東山家の自宅前にはガードマンがついて警戒しているとも報じられています。渦中の会社の代表として日々の生活には緊張感が漂っているのでしょうし、加えて木村さんは女優業も忙しい。気が休まることはないのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 東山氏が芸能界を引退してから1か月――その影響は妻・木村の体調面にも及んでいるのだろうか。