■Snow Manで随一の能力の高さ

「時代劇は視聴者の側にとっては異世界の物語なので、演技はある程度、オーバーなほうが見栄えがします。しかし、亀梨の抑制された演技はそれに向いておらず、そのぶん、宮舘が目立つ結果になったのでしょう。もちろん、時代劇にしっかりアジャストする宮舘の能力は見事。俳優としての能力は一級品です」(ドラマライター/ヤマカワ)

 十三代目・市川團十郎と『SANEMORI』で共演した、歌舞伎の舞台の経験も、今作の所作に役立ったのだろう。すでにバラエテイで引っ張りだこの宮舘は、今回の仕事が評価され、今後は俳優の仕事も増えそうだ。

「バラエティの印象が強い宮舘ですが、ダンスセンスもSnow Manではトップレベル。ラウール(20)はモデルで活躍、目黒蓮(27)は俳優、岩本照(30)はダンスと、それぞれトップレベルの活躍ですが、すべてをこなせるのは宮舘だけ。これまでのバラエティに加え、一般層へのアピール力が高いドラマ出演が増えれば、スノで一番人気の目黒を追い越す可能性もあります」(芸能ライター/坂上五郎)

 9人のメンバーがそれぞれ個性を発揮し、人気がさらに増しているSnow Man。今後、グループを引っ張っていくのは宮舘かもしれない。