■アーティスト、ファン双方へのリスペクトを感じさせる江藤アナ

 昨年11月7日の『CDTV』で、キンプリのVTRが紹介される前に江藤アナは「驚かれた方も多かったと思います」と、脱退発表に言及。

 その上で、『CDTV!ライブ!ライブ!』はコロナ禍の2020年3月にスタートしたことを話し、こう続けた。

「番組のスタートのオープニングを飾ってくれたのが、King&Princeの皆さんでした。やっぱりあのときというのはすごく世の中が不安な毎日で、そんな中でトップバッターで歌ってくれた皆さんの歌声というのがすごく勇気をくれた。そんなことを今でも覚えています」

 そう感謝の言葉を述べてから、「いつも素敵なステージを届けてくれる皆さんです。今夜は11月1日に収録したステージをお届けします」と、締めたのだ。

「江藤アナは昨年11月28日放送回で、KinKiKidsのパフォーマンスに“お2人の25年はきっと私たちみんなの青春だと思います”と評したのもそうですが、グループとファン双方にリスペクトが強く伝わるメッセージを自然に紡ぐのが非常に上手ですよね。江藤アナの優しい人となりが伝わってくる人肌のような温もりが感じられるメッセージ。

 今回のバレンタイン特集でのキンプリへの言葉で、あらためてそれが証明される形となりました。音楽関係者に、音楽ファンに、そしてティアラたちにも最も好かれているアナウンサーは江藤アナなのではないでしょうか」(前同)

 江藤アナが紡いだ優しいメッセージ。日々、心が揺れる多くのティアラたちの胸の中に、じんわりと沁み込んでいっているようだ――。