新年度は、新たな人間関係を築く機会も増える。ある程度プライベートな話をすることで、お互い距離が近づいたり、理解が深まるが、一方でそこは触れてほしくないという話題もあるはず。そこで今回は30~50代の男女100人に「できるだけ他人に“触れられたくない話題”」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(10.0%)には、恋愛事情と体調のことが同率ランクイン。

 好きなタイプを聞かれたり、交際事情を聞かれるなど、恋愛についての話題は、ごく個人的なことなので触れてほしくないという人は多い。恋愛したい気持ちもないのに、「恋人ができた?」などと聞かれるのも苦痛と感じる人もいるため、現代ではハラスメントにもなりかねない行為とされている。恋愛話に抵抗のない人だとしても、失恋など辛い経験をしたばかりだったり、タイミングによっては過去を掘り返されたくないと思う人もおり、とてもデリケートな話題だと認識しておいたほうがよさそうだ。

「独身で大した恋愛経験もなく、人に話せるような内容がないから」(35歳/女性/出版・マスコミ関係)

「恋愛ごとを人に話すのは苦手」(38歳/女性/主婦)

「長い期間パートナーがいないから」(31歳/男性/営業・販売)

「人に言うようなことではないから」(44歳/男性/学生・フリーター)

「異性と真剣につきあいたいと思ったことがないまま生きてきたから、正直何も答えられない」(45歳/女性)

「余計なお世話をされたくない」(52歳/女性)

 一方、体調については、聞いてくるほうは気遣いのつもりでも、立ち入ってほしくないと思うこともある。特になかなか治りづらい病気だったり、そうでなくても辛いのに、あれこれ聞かれても不快になるだけ。あえてそれについて人に話さなくてはいけないのは苦痛以外のなにものでもない。

「体調を気遣われて、“休みな”とか言われると辛い」(34歳/男性/総務・人事・事務)

「体調は自分がいちばん分かっているから」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「プライバシーなことだから放っておいてほしい」(51歳/女性/金融関係)

「今、体調が悪いから、そのことを聞かれたくない」(45歳/男性)

「人の体調を聞いて、聞く側の利益になることがあるのか疑問」(47歳/男性/公務員)

「説明しても理解しようとしてくれないので、話すだけムダだと感じる」(40歳/女性/主婦)