MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(29)が日本時間3月26日、通訳を務めていた水原一平氏(39)が違法賭博問題で解雇された件について記者会見を開き、声明文を発表した。

 大谷選手は通訳を同伴してロサンゼルス・本拠地球場で開かれた会見に出席し、「僕はもちろんスポーツ賭博には関与していないですし、ブックメーカーに送金をしていたという事実は全くありません」と自身の関与を否定。さらに「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ周りの人たちみんなにウソをついていたというのが、結論から言うと、そういうことになります」と、水原氏が一時的に虚偽の証言をしていたと説明した。

「いつもは爽やかで堂々としている大谷選手ですが、今日の会見ではそうした姿は影を潜め、やや憔悴している様子でした。ネット上でも《ちょっと頬がこけてる》《顔がほっそりしちゃってる。相当ショックだったんだね》といった外見変化の指摘が上がっているので、ファンの方も同じような印象を受けたのでしょう。

 大谷選手自身も《正直、ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上の、うまく言葉には表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきた》と悶々とした心境を率直に明かしていました。数日前には、水原氏との写真を公式インスタグラムからほぼ全て削除するなど、日本ハム時代から二人三脚で歩んできた相棒の裏切りに、計り知れないショックを受けていることがうかがえます」(女性誌記者)

 水原氏を巡っては、米・連邦政府の調査を受けている南カリフォルニアのブックメーカーによる違法賭博で借金をつくったとされ、大谷選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたと報じられている。

 大谷選手はもちろん、突然の“一平ショック”で幸せな新婚生活が一変してしまった新妻の心中も、決して穏やかではないはずだ。

「一部の報道によると、水原氏の裏切りを知った大谷選手の妻・真美子さんは、ショックを受けて思わず涙を流したそうです。結婚早々とんでもない騒動に巻き込まれ混乱のさなかにいると思いますが、やはりファンからは“傷心の大谷選手を支えてあげてほしい”という声が多く寄せられていますね。

 真美子さんに関しては、親交のある女子バスケットボール日本代表の馬瓜(まうり)エブリン選手(28)がニュース番組でコメントを求められた際に《真美子って本当に優しい》《逆に大谷選手がラッキーな人だった》とその人柄を絶賛。韓国での試合を終えて帰国する際も、固い表情が多かった大谷選手に対し、真美子さんは気丈な笑顔を見せていましたし、必死に妻としての役割を果たそうとしていることが伝わってきます。

 結婚フィーバーでわいた“大谷ショック”から別次元の“一平ショック”が起こった今となっては、《大谷くんこのタイミングで結婚して本当に良かったよ。本当に大谷くんが救われてると思う》《大谷さん、ほんま真美子さんとデコピンがいてくれてよかったよね》など、真美子さんや愛犬の存在に感謝する声が噴出しています」(前出の女性誌記者)

 自らの言葉で疑惑を払拭し、潔白を主張した大谷選手。水原氏がどのように口座にアクセスし、送金を行ったのかといった一部の疑問は残るものの、大谷選手の会見は日本においてはおおむね好意的に受け止められているようだ。

《大谷は嘘をついている目ではなかった 私は信じるよ》

《さすが大谷君。真摯な会見でした》

《いつも野球に集中したいと言って、自分を律してきた大谷さんがそんなことするはずないと思っていました》