スマートフォンの普及など、昔に比べて高校生もお金がかかる。スマホ代に友人とのつきあい、勉強に必要な筆記用具など必要なものは多い一方、物価高騰の影響もあり、お小遣いアップもお願いしづらい。子どものお小遣いについて悩んでいる親世代も多いだろう。そこで今回は40~50代の男女100人に「妥当だと思う高校生の1か月のお小遣い額」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

 第3位(8.0%)は、5万円以下。

 かなりの高額と思える5万円以下だが、お小遣いという形でなくてもスマホ代や、部活動などで必要なものを買ったり、独自学習のためのアプリ課金などに必要なお金はそこそこかかる。それを一括で賄うとなると1万円では足りない。親の考え方もあるが、そこも込み込みでやりくりするようにある程度の金額を渡し、お金の使い方を学ばせるという考え方もある。必要経費外で、休日にテーマパークや映画などに行ったり、好きなアーティストのグッズ、CD、ライブなどの推し活に使ったり、貯金するなど、考えるきっかけにもなりそうだ。

「少なすぎると何も経験ができないから」(40歳/男性)

「今のご時世、1万円以内では何も楽しめない」(44歳/男性/学生・フリーター)

「自分の高校時代は3万円ぐらいだったから」(47歳/女性/営業・販売)

「最近はコンビニなどで友人と買い物をしてもかなり割高なので、1か月で1万円では足りない。お小遣いが足りなくてパパ活に走られても困る」(59歳/男性/会社経営・役員)

「飲み物などで1日平均500円使ったとしたら、1か月で1万5000円かかるから」(53歳/女性)

「今は物価が上ってしまったから」(41歳/男性)