子どもが大きくなると、お小遣いの値上げ問題がある。特に高校生は昨今の物価上昇に加え、スマートフォン代の支払いや友だちづきあいもある。友達とテーマパークに遊びにいくとしても、最近のテーマパーク入場料はかなり高い。学校でも遊びでもお金のかかる高校生にお小遣いの値上げ交渉を迫られ、悩んでいる親も多い。そこで今回は40~50代の親世代男女100人に「妥当だと思う高校生の1か月のお小遣い額」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)聞いてみた。

 第5位(2.0%)は、1000円以下、お小遣いは必要ないが同率で選ばれた。

 交通費やスマホ代、昼食代などの必要経費は別途としても、1000円以下となるとかなりやりくりに頭を使いそう。高校生ならアルバイトもできるが、学校でアルバイトが禁止されている場合は、日々の出費をいかに抑えるかがポイントになりそうだ。

「足りない分はアルバイトをすれば、働いた分のお金がもらえるし社会勉強にもなる」(58歳/女性)

「自分で稼げば良いと思うから」(47歳/男性/営業・販売)

一方、お小遣いは必要ないという考えの人も。必要経費は親が持つことが前提だが、子どもが自らアルバイトで稼いだり、家の手伝いをさせて報酬を支払うなど、お金のありがたみを学ぶ機会にはなりそうだ。最近はアルバイト代も上がっているので、頑張れば月に数万円の収入にもなるが、学生の本分は勉強なので、そちらがおろそかにならないように注意も必要かもしれない。

「アルバイトをして稼いだりする子もいるから」(52歳/男性)

「高校生になったらアルバイトをして社会経験を積んだほうが良いから」(40歳/男性)