■「釣り」は剛にとって特別なもの

 剛はドラマ撮影や音楽活動など、とんでもなく忙しい時期に釣りにハマったとたびたび公言してきた。

 2022年10月放送のラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送)でも「ドラマのロケのときに海の近くでロケをしていて、そしたらスタッフさんが“今日夜釣りするねん”みたいな話してはって。それで“僕も釣りしたいなぁ。見学行っていいですか?”みたいな雰囲気やったんかな」と釣りに行くきっかけとなったエピソードを披露。

 続けて、「本当にしんどくて、そのときに夜の海、防波堤になんとなく座って、波音聞いてる、星空の下で――これがすごく癒しで、すごい救われたんですよね。そんな中でスタッフさんが隣で釣りしてはったんで。ちょっと僕も釣り竿借りて、釣りしたんですよね」と振り返り、その際に初めてカサゴを釣り、翌日に揚げてもらったものを食べて「わぁ美味しい」と思ったことがきっかけで「釣りしよう」という気持ちに至ったという。

「釣りは、当時、多忙すぎる活動で苦しんでいた剛さんを救ったもの。会社登記の目的の“キャンプ用品の企画”ともつながってきそうですね。

 そして、人工知能や仮想空間というのも、ソロプロジェクトで新たなことに挑戦し続ける剛さんらしいですよね。ライブやイベントなどで人工知能や仮想空間を活用していく展開も考えられます」(前出のワイドショー関係者)

※画像は堂本剛の公式インスタグラム『@tsuyoshi.d.endrecheri.24h.funk』より

 剛の個人事務所を妻・百田の親族がサポートする可能性もあると、2月8日の『女性セブン』(小学館)では報じている。

「百田さんの弟は、ももクロなども所属する大手芸能プロダクションの社員で、永野芽郁さん(24)のマネージャーをしているといいますからね。ガッツリと剛さんの個人事務所を手伝うという感じではなく、裏方としての経験を活かして、さまざまアドバイスをしたりするのかもしれません」(前同)

 事務所名、設立のタイミング、特徴的な会社の3つの目的――剛らしさがつまった個人事務所「M」。妻・百田や彼女親族のバックアップを受け、剛は「M」を拠点に新たな挑戦をし続けていくことになりそうだ。