■山下智久、錦戸亮……4月期フジドラマには辞めジャニが続々出演

 4月11日にフジテレビ系でスタートする木曜劇場『Re:リベンジ-欲望の果てに-』では赤楚衛二(30)が主演を、錦戸亮(39)がメインキャストを務める。錦戸がフジテレビ系ドラマに出演するのは2019年1月クール放送の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』以来、5年ぶりとなる。

 また、4月24日に同局系でスタートする水10ドラマ『ブルーモーメント』では山下智久(38)が主演を務めることも明らかになっている。

※画像はドラマ『ブルーモーメント』の公式X(ツイッター)『@bluemoment_cx』より

「日本テレビ、そしてテレビ朝日では4月クールも旧ジャニーズタレントが主演を張るドラマが多いですが、それ以外の局は新規の起用を控えつつあります。4月2日にスタートしたSixTONES京本大我さん(29)主演の『お迎え渋谷くん』は、放送がフジテレビ系ですが制作は系列局のカンテレですからね。ドラマの制作、キャストの起用については完全にカンテレマターです」(前出の芸能プロ関係者)

 フジテレビは3月をもって旧ジャニーズタレントの番組を続々と打ち切った。KinKi Kidsの冠番組『KinKi Kidsのブンブブーン』をはじめ、TOKIOの『トキタビ』、SUPER EIGHTの『SUPER EIGHTのあとはご自由に』、Hey!Say!JUMPの『いただきハイジャンプ』が終了。相葉雅紀(41)MCの『木7◎×部』は『相葉◎×部』に改題し、土曜16時半の関東ローカル枠に移動することになった。

「テレビ不況が続き、各局、本業のテレビ事業が厳しい状況にあると言われますが、特にフジテレビは長年にわたって視聴率不振が続き、CMがなかなか入らなくなっているといいますね。毎年のように各番組の予算が大幅にカットされて、制作スタッフは悲鳴を上げているほど。

 それだけにスポンサーの意向がより重視される傾向にあり、旧ジャニーズタレントを使いづらい状況にあるとされます。その結果、“イケメン枠”は、JO1の佐藤さんや、山下さん、錦戸さんのような辞めジャニが任されることになったのでしょう。彼らも旧ジャニーズタレントと同じようにファンを持っていますし、数字にもつながってきますからね」(前同)

 ジャニーズ事務所の消滅により、男性アイドル界、若手男性タレント業界は群雄割拠状態に突入した。フジテレビをはじめ各局では、今後さらに、辞めジャニ、そして佐藤のようなボーイズグループメンバーの俳優活動が活発化していきそうだ。