■『たーたん』から“続投”した2名の女優

「4月クールの同枠では当初、ムロツヨシ(48)を主演に小学館の漫画作品『たーたん』(作:西炯子氏)の実写ドラマを放送する予定だったのが急きょ変更になり、ムロさんは“次の作品”の出演を辞退。森本さんが緊急登板となって、オリジナル作品『街並み照らすヤツら』になったと言われています。

 それだけに、森本さんも、共演歴がある森川さんが起用されたことは嬉しいのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)

※画像は『ナンバMG5』の公式X『@nanbaMG5_』より

 日テレは23年10月クールに木南晴夏(38)主演で芦原妃名子さんの漫画作品『セクシー田中さん』(小学館)を実写化したが、ドラマ終了後の24年1月に芦原さんが急逝。“望まない原作改変”が逝去の要因のひとつと見られ、日本テレビと小学館には批判が殺到してしまった。

 結果、日テレは予定していた“小学館の漫画原作の作品”の制作を見送り、別ドラマを制作することを2月21日に発表。その1か月後の3月21日に、森本主演の『街並み照らすヤツら』の制作が発表されたのだ。

「『たーたん』の主演を務めることになっていたムロさんですが、制作サイドの緊急事態を案じて、次の作品の内容、脚本を確認したうえで、最終的に断わったと見られます。当初予定していた作品と全く違うし、オファーを受けるのが難しいと感じれば、役者には断る権利がある。こればかりは仕方のないことです。

 他方で、今回発表された『街並み照らすヤツら』の出演者には、『たーたん』に出演すると報じられていた俳優の名前が残っていることも注目されていますね」(ワイドショー関係者)

『街並み照らすヤツら』で皆川演じる酒屋の娘・莉菜を演じる月島琉衣と、主人公の住む商店街を管轄する警察署の新米刑事・澤本絵梨香を演じる吉川愛は『たーたん』に出演予定だったと言われている。

 2月20日の『文春オンライン』ではディーン・フジオカ(43)、吉岡里帆(31)、野呂佳代(40)、そして月島と吉川の5名が『たーたん』に出演予定だったと報じているのだ。