■第4位はSNSなどネットの詐欺
第4位は、SNSなどネット。
SNSなども含めたネットは、年長者よりも若い世代のほうが親和性が高いが、そこにも詐欺の危険が潜んでいるようだ。サイトから個人情報を入力させたり、マルウェアをダウンロードさせられて個人情報を盗まれるという手口。最近はX(旧ツイッター)やインスタグラム、LINEなどのSNSから投資話を持ちかける詐欺や、恋愛感情を利用した詐欺なども横行している。
投資詐欺については、著名人の名前や画像を無断で使ってSNS上に偽の広告が出されていることが問題になっている。4月2日にはZOZO創業者で実業家の前澤友作氏がXで、「3/20に開設した詐欺広告被害の通報窓口に寄せられ188件被害総額約20億円の事案について、警察当局に対策と捜査を要請しました」「詐欺広告だと分かっていながら、それを見過ごし続けるFacebookなどのSNS事業者に対しては、詐欺の幇助にあたる可能性があり、こちらも警察当局に対応を求めました」と投稿した。ネットには前澤氏以外にも、柳井正氏、堀江貴文氏、森永卓郎氏、池上彰氏などの名前をかたった詐欺広告が横行し、被害が出ている。
「Xでフォローリツイートキャンペーンをやっていて、たぶん公式アカウントを片っ端からフォローしてリツイートしているが、ごくたまに“高額当選しました!以下のURLを押してください”等のメッセージがくる。そのアカウントはフォロワー少ないので詐欺だと思う。他に親しくもないのに、うさん臭い善意のメッセージなどは100%黒と決めつけている。無料でなんとかもらえますよ~なども同様」(27歳/男性)
「ブラウザ画面で警告が出た。検索して同様の事例を確認した」(34歳/女性/総務・人事・事務)
「SNSで不自然なDMが届く。すぐに信じない」(32歳/女性/主婦)
「いきなりダウンロード画面が出てくる。知らないサイト等はむやみやたらに開かない」(31歳/女性/専門職)
「ネットで商品ページを見ようとしたら、ブロック通知がきた。何事にも慎重に対応しないと、と思った」(26歳/女性/営業・販売)
「スマホでネットサーフィンをしていたらウイルスにかかっていますと出てきたのでSafariから消しました」(38歳/女性/総務・人事・事務)
「SNSのチケット売買で、怪しい入金方法を教えられた」(21歳/女性/学生・フリーター)
■「“これって詐欺?”危険を感じたこと」ランキング
1位 メール
2位 SMS(ショートメール)
3位 電話
4位 ネット
5位 自宅訪問
6位 アプリ
SNSなどネットも危険!? 「“これって詐欺?”危険を感じたこと」第4位以下はこちら!