■「その人は太陽みたいな人だった」発言に……
『366日』の第1話のプロローグとエンディングで、明日香(広瀬)は遥斗(眞栄田)のことを「太陽みたいな人」と表現した。
「桜の花を見るたび思いだす。かけがえのない、あの日のこと。その人は、太陽みたいな人だった」(プロローグ)
「その人は太陽みたいな人だった。その人といると信じることができた。あしたもきっと、明るい日だと」(エンディング)
この太陽みたいな人、が前期の『君ここ』で山田が演じていた”朝野太陽”をあまりに直接的に連想させるワードなのだ。
加えて、物語の展開が『君ここ』と被っていたこともあり、
《前回もそうだったけど"太陽みたいな人だった''ってのは悲しい展開の序章なん??》
《太陽みたいな人だった…って、太陽くんに想い馳せちゃったわ》
《高校時代に両思い10年後に再開1話で太陽くん(君ここ)と遥斗(366日)が病院に運ばれるめっちゃ似てない?》
といった声がX(旧ツイッター)に多く寄せられているのだ。
第2話 30秒予告映像📺🌼
— 『366日』月9ドラマ【公式】 (@366days_fujitv) April 8, 2024
4月15日(月)よる9時放送#ドラマ366日
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「まだ見つかってないだけかもよ
絶対に諦めたくないって思えるもの」
恋は、悲劇から始まる
やりきれない思いを抱える
明日香の選ぶ選択とは...#広瀬アリス #眞栄田郷敦 pic.twitter.com/tkKfyChNxz
「なかには、『君ここ』であの世からの案内人を務めた斎藤工さん(42)が登場してきそう、なんて声もありましたね。
当然ながら、『366日』と『君ここ』は全く違う作品です。しかし、同じ月9枠で似た展開が2クール連続で続いたことでの影響は避けられないところがあり、《事故起こり恋愛ドラマ枠》《せめて連続はやめよう?》という声も目立ちます。
また、『君ここ』は不憫すぎる展開にSNSは盛り上がった一方で、視聴率的にはふるわなかった。それだけに『366日』が『君ここ』と“展開が被っている”と捉えられると、制作陣としては数字面ではかなり不安になるでしょうね」(前出のテレビ誌編集者)
『君ここ』の全話平均世帯視聴率は5.8%。テレビ界が最重要視している13~49歳のコア視聴率は最終回(3月18日放送)が2.5%と、天下の「月9」枠としては厳しい結果に終わっている。
『君ここ』の重いシナリオで疲れていたこともあるのか、『366日』の第1話で見た視聴者からは、
《分かってたけど、『君ここ』みたいな展開だよね今期見たいドラマたくさんあるし次回も見るか迷うな…》
《『君ここ』だけで、もうええって2クール連続はご勘弁君ここで十分泣いたから》
といった“離脱宣言”も寄せられてしまっている。
「作品の質以前に、やはり第1話の展開が『君ここ』と被っていたのが良くなかったですよね。とはいえ、まだ第1話。ここから話の流れは『君ここ』とは大きく変わっていくでしょうし、主演の広瀬さんは好感度が非常に高い実力派の人気俳優。今後の展開に期待したいですね」(前同)
開始早々、前期の月9と思わぬ“被り”が発生してしまった『366日』。2話以降で、不穏な空気を払拭できるだろうか。