■STARTO社は“特別”か“普通”か

 ライブ前日の4月9日、Xにはライブのチケットを「譲ってください」「譲ります」のポストが大量に投稿され、定価1万5000円にもかかわらず、3万円、4万円、5万円……と定価の3倍以上で転売しようとする人も見受けられた。

※画像は「WE ARE! Let‘s get the party STARTO!!」の公式X(ツイッター)『@we_are_starto』より

「いまだに人気は健在ですよね。ただ、情報番組やワイドショーがこのライブをどう扱うかが、同社の今後の“復活”のバロメーターになるのかと。STARTO社は、今年から番記者に地方公演の“あごあし代”、いわゆる食事代と交通費を出すことをやめることを通達しています。それを受けて、スポーツ紙や情報番組への露出が減るのは間違いないと言われています。

 そんななか、船出となるライブが大々的に扱われるのかどうか――メディアが同社とどう付き合っていくのか、そこが重要になると見られていますね。STARTO社が以前のジャニーズ事務所のように“特別”なプロダクションであり続けるのか、普通の芸能プロダクションになっていくのか、注目が集まります」(前出の芸能プロ関係者)

 辞めジャニの存在感が増すなか、これまでメディアから特別扱いされてきた旧ジャニーズがSTARTO社になってどう変わっていくのか――4月10日の東京ドームライブは同社、タレントにとっても試金石になりそうだ。