■第5位は「仕事第一」、第6位は「ちょっとかわいい」

 第6位は、「ちょっとかわいい」。

 厳しく頑固なイメージが強い昭和のお父さんだが、家庭ではちょっとお茶目な一面もあったようだ。

「運動会のリレーでこける。気ばかりで体がついていけない」(53歳/女性/主婦)

「昔の自慢話をする」(44歳/男性/金融関係)

「新しい物好きで、新しいものをすぐ購入したがる。経済成長期に働いており、珍しい新商品がよく出ていたから。今は収入の高い人は買うけど、最低限しか購入しないイメージ」(53歳/女性/コンピュータ関連技術職)

「ガラケーを使う。スマートフォンを使いこなせない」(51歳/女性/営業・販売)

「お風呂で演歌を歌う。現代のお父さんは演歌ではなくポップスを歌う」(58歳/女性/主婦)

「ツルツル頭に髪の毛1本で着物、キレるとちゃぶ台をひっくりかえすイメージ。見た目は『サザエさん』の波平で、性格は『巨人の星』星一徹」(42歳/女性)

 第5位は、「仕事第一」。

 高度経済成長期を支え、残業、休日出勤が当たり前という時代だった昭和を生きたお父さんたちは家庭よりも「仕事第一」という人も少なくなかった。家庭をかえりみないばかりに、子どもがグレてしまったり、夫婦関係が冷え切ってしまうということも!?

「家庭より仕事を重視する。現代は家庭と仕事はバランスという考えが中心だと感じる」(42歳/男性)

「仕事を休まない。今は体調が良くなければ休む時代だから」(49歳/男性)

「体調を崩しても休まずに出かけようとする。最近のお父さんは体調が悪ければ予定をキャンセルして休むと思う」(41歳/女性/学生・フリーター)

「休みが日曜日だけ。現代は土日祝日休みが普通」(40歳/女性)

「家庭より仕事。今は共稼ぎの家庭が多いから家事分担の家庭が多い気がする」(50歳/女性/営業・販売)

「飲み会も仕事。接待が多かった」(47歳/男性/公務員)

「仕事ばかりで休日は寝てばかり。今はもっとスマート」(56歳/女性/総務・人事・事務)

 ランク外だったが、他には共働きが少なく、家計を一身に支えていた“一家の大黒柱”だった昭和のお父さんは「いざというときはみんなを引っ張る。厳しいけど頼りになる」(52歳/男性/営業・販売)、「なんでも自分で直す。自分の父はいろいろなものを作ったり直したりしたが、主人は特にしないと知ったから」(50歳/女性/主婦)など「頼りになる」という声や、今でもおじさんになると言い出す人はいるが「オヤジギャグが多かった。若いお父さんでも言う人はいるけど、その人口が多かった」(51歳/女性)、「昔のお父さんはオヤジギャグをよく言っていた」(46歳/男性)という声もあった。

■「昭和のお父さんあるある」ランキング
1位 亭主関白
2位 頑固
3位 しつけ・礼儀に厳しい
3位 テレビを独占
5位 仕事第一
6位 ちょっとかわいい
7位 タバコを吸う
8位 鉄拳制裁
8位 お酒が好き
10位 ちょっとだらしない

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