■第1位は、宮舘涼太「演技が上手くてマジで怖…」
1位 宮舘涼太『大奥』圧倒的な“亀梨和也食い”演技でSnowMan頂点へ 目黒蓮も追いつけないオールマイティなお茶の間人気
3月21日に第10話が放送される、小芝風花(26)主演の連続ドラマ『大奥』(フジテレビ系/木曜よる10時)で、松平定信役のSnow Man・宮舘涼太(30)が見事な演技を見せ、俳優としての評価が急速に高まっている。
徳川家治(亀梨和也/37)の側室・お知保(森川葵/28)に続き、御台所・倫子(小芝)の付き人・お品(西野七瀬/29)も側室となり男児を出産。大奥での世継ぎ争いが苛烈になる中、3月14日放送の第9話は、定信が黒い本性をあらわし、宮舘の演技力が視聴者の注目をさらう回となった。
その内容は以下。増上寺代参の日、倫子は約束通り定信と浜御殿で会い、文や贈り物で落ち込んでいた自分を励ましてくれた礼を伝える。そして、楽しいひと時を2人で過ごしたあとの帰り際、定信は倫子に自分ならつらい思いをさせないと告げ、後ろから情熱的に抱きしめる。
倫子が大奥に戻ると、お知保の子・家基が池に落ちて大騒ぎに。家治も駆けつけるが、亡くなってしまう。その頃、定信は猿吉(本多力/44)に家基暗殺を命じており、それを成し遂げたことを褒め、さらに次の狙いはお品の子・貞次郎だと命じる。猿吉は、まだ幼い赤子であると抵抗するが、定信は「やれ!」と一喝し……という展開。
視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《定信は今まであんまり感情出さずに来てたけど、ついに爆発してたの良すぎた、宮舘さんの演技が上手くてマジで怖…って思った》《定信様!やってくれたな…時々見える優しさが怖い》など、メインキャラを演じる亀梨よりも、宮舘への称賛の声が圧倒的に多かった。完全に先輩の亀梨を食った状態となったが……。
「時代劇は視聴者の側にとっては異世界の物語なので、演技はある程度、オーバーなほうが見栄えがします。しかし、亀梨の抑制された演技はそれに向いておらず、そのぶん、宮舘が目立つ結果になったのでしょう。もちろん、時代劇にしっかりアジャストする宮舘の能力は見事。俳優としての能力は一級品です」(ドラマライター/ヤマカワ)
十三代目・市川團十郎と『SANEMORI』で共演した、歌舞伎の舞台の経験も、今作の所作に役立ったのだろう。すでにバラエテイで引っ張りだこの宮舘は、今回の仕事が評価され、今後は俳優の仕事も増えそうだ。
「バラエティの印象が強い宮舘ですが、ダンスセンスもSnow Manではトップレベル。ラウール(20)はモデルで活躍、目黒蓮(27)は俳優、岩本照(30)はダンスと、それぞれトップレベルの活躍ですが、すべてをこなせるのは宮舘だけ。これまでのバラエティに加え、一般層へのアピール力が高いドラマ出演が増えれば、スノで一番人気の目黒を追い越す可能性もあります」(芸能ライター/坂上五郎)
9人のメンバーがそれぞれ個性を発揮し、人気がさらに増しているSnow Man。今後、グループを引っ張っていくのは宮舘かもしれない。