平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)によるNumber_iが、初めて海外誌の表紙を飾ることがわかった。

 このたび彼らが表紙に抜擢されたのは、2006年に韓国ソウルで創刊されたグローバルファッションマガジン『MAPS』。韓国版の18周年を記念して5月3日に日本版の『MAPS JAPAN』が創刊されるのだが、『MAPS』5月号、『MAPS JAPAN』5月号、それぞれの表紙にNumber_iが登場する。

「日本版、韓国版の表紙ビジュアルが10日に解禁になりました。韓国版は3人の腰から上をとらえた寄り気味のショットで、ファンキーな柄シャツやジャージといったストリート系ファッションに身を包んだ3人のアンニュイな表情が魅力的です。日本版はスタイリングや構図をガラリと変えており、レトロデザインのニットやデニムを着こなすラフなスタイルです。

『MAPS JAPAN』公式Xなどによれば、Number_iのためにBTSLE SSERAFIM(ルセラフィム)といった韓国のトップアーティストの撮影を手がけるカメラメン・ParkJawook氏をわざわざ東京に呼び、撮影したとのこと。これだけでも編集部サイドの並々ならぬ期待がうかがえますが、実際に反響もすさまじく、情報解禁とともに関連ワードがトレンド入り。さらに、同誌を取り扱う蔦屋オンラインの予約ページがパンクし、11日午前10時現在もアクセスできない状態が続いています。

 初速のあまりのインパクトに、同誌の公式Xも《蔦屋さんからは混雑が予想されるので万全の対策をと聞いてましたが さすがNumber_iですね 予想を軽く超えてくる》《パンク復旧頑張ってください》と驚き交じりのエールを送る異常事態となっています」(女性誌編集者)

 Number_iといえば、現地時間4月12~14日、19~21日にアメリカ・カリフォルニア州インディオで開催される音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival(以下『コーチェラ』)』に出演することが発表され、話題を呼んだばかり。Number_iの出演は現地時間の14日だが、全米進出の前にまずはアジアで存在感を示すことが重要になってくるだろう。

「日本では表紙を飾った数々の雑誌を完売させてきた彼らですが、海外誌となるとまだ未知数。万が一売れ行きが鈍ければ彼らの実績にケチがついてしまいますから、世界進出に向けた第一歩として、アジアから多数のグローバルアーティストを輩出してきた実績のある韓国の媒体を“海外表紙デビュー”として選んだのは手堅い戦略といえそうです。

 今年1月に平野さんがフランスの高級コスメブランド『イヴ・サンローラン・ボーテ(YSL BEAUTY)』のアジアアンバサダーに就任したことも注目を浴びましたが、実際に彼がPRしたコスメが前日比540倍の売上げを記録するなど、その影響力は突出しています。

『MAPS JAPAN』公式X担当者も《韓国でもアジアでもより多くの人に知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです》とポストしていますし、アジアマーケットにおけるNumber_iの訴求力に期待が高まっていることは間違いないので、着実に成功を積み上げて、まずはアジア制覇を目指してほしいですね」(前同)

 とてつもない勢いで突き進む3人は、エンタメ大国・韓国でも旋風を巻き起こせるか。