■「真剣に泣きましたね」メンバーが旧グループ名への熱い想いを吐露していた

 SUPER EIGHTの5人は3月3日の『おかべろ』(カンテレ)にゲスト出演。2月4日にグループ名の改名が発表されたのだが、その発表直前の収録となったこの放送では、メンバーがそれぞれ心境を明かした。

 安田は「グループの名前変えなくちゃいけないってなったときに、真剣に泣きましたね」と告白。涙があふれたときには「(旧名を)こんだけやっぱり愛してたんや」「(グループ名を)つけてくれた人に愛されてたんやな」と実感した瞬間だったと語った。

 横山裕(42)は当初、「(グループ名を)変えなあかんねんな」と空気を読んだものの、「変えるってなった途端にすっげぇ寂しくなった」と心境を吐露した。

 大倉忠義(38)は「ファンのみなさんにもアンケートを取って“どういう名前がいいか”みたいなのまで協力していただいた」と振り返った。そして、「未練っていうよりも、どうやったらみんなで進んでいけるかということを考えてました」と前向きに話すも、「今こういう番組に出させていただいて、寂しくなってきてるかもしれない」と寂しい思いもあると口にしていた。

 ライブで旧名を出してしまった丸山は「何かが変わるときって、心機一転でまた新しいことが始まる予兆だったりもする」とし、20周年という節目でもあるため「いいタイミングだったんじゃないかな」とコメント。また、「世間のみなさんが発表されたのを聞いて、どういうリアクションが来るのかすぐエゴサしようかと」と冗談交じりに話した。

 村上信五(42)はメンバー全員のスケジュールが合うタイミングにマネージャーに「会社でこっそり会議室を取ってくれないか」とお願いし、話し合いが行われたと告白。話し合いは複数回行なわれ、「いや、関ジャニ∞のままでいいんじゃないのか」という意見も出たという。しかし、「いろいろと20年助けてくださった方々の意見も聞くと“やっぱり変えるか”」と、関係各所やファンの思いも踏まえて改名に至ったと明かした。

■「僕の中で生き続けます」改名前日にはメンバー全員から胸熱メッセージ

 新グループ名発表の前日となった2月3日、関ジャニのインスタグラムが更新され、各メンバーがメッセージを発信。横山は《関ジャニ∞ありがとうございました。僕の中で生き続けます》と綴り、メンバーが肩を組むショットがアップされた。

※画像はSUPER EIGHTの公式インスタグラム『@super_eight_official』より

 そして2月4日、グループ名発表当日には「どうも、SUPER EIGHTです!」とメンバー全員で挨拶。横山は「『∞(エイト)』でいこうとしていたが『∞』だけだと寂しい、物足りないなと思った」と説明し、「僕らの中でも“関ジャニ”に対する思いが相当強かったし、それに匹敵するものは何か考えてメンバーにプレゼンした」とコメント。表記も考えた結果、最終的に「字数や字画も調べて、これが一番よかった」こともあり、グループ名が決定したと話した。

「メンバーは20年掲げてきた旧名を愛していた。だからこそ丸山さんもライブで旧名をシャウトしてしまったのかもしれません。そしてファンも本心では改名してほしくはなかった。しかし、そうせざるを得ない事情も理解していて、ツラい思いをしながらなんとか受け入れたんですよね。

 にもかかわらず、メディアがテロップまで出して丸山さんの発言を、ことさら目立つように取り上げた。ファンはそこに強く憤っているのではないでしょうか」(前出の女性誌編集者)

 今後しばらくはテレビ番組に旧名が出てくることになるだろうが、そのたびに、ファンは怒りや嘆きの声を上げることになるのかもしれない――。