■新体制になってからジョンソンメンバーのやる気も復活

 番組に対して視聴者からは、

《ジョンソン修学旅行をやっと見終わったんだけど、こんなに安定して面白いのになんでジョンソンこんなにTVerお気に入り登録数少ないの!?!?!?!? みんな登録して 打ち切りになってしまう》
《ってかお蔵入りとかじゃなくて良かったわ。まじで。こんな面白いの深夜じゃなきゃ放送できないけど放送できてよかった ウケる》

 とX(旧ツイッター)には好評な声も寄せられている。

「最初の総合演出だった方は、ポジション的に不慣れな部分もあったといいます。『リンカーン』と比べられるから“絶対にやめたほうがいい”とスタッフも演者も反対した初回の『芸人大運動会』を強行してしまい、番組から離れるスタッフもいたほど。評判も数字も悪く、番組は求心力を失っていましたね。『大運動会』に反対したのに、放送を強引に進められたことで、演者サイドとも溝ができてしまったといいます。

 しかし、K氏に変わってから出演芸人たちもあらためてやる気を取り戻しているそうなんです。K氏は対話してくれる人ですから、演者側の意見も聞き入れてもらえるといいますからね。まだ、前の体制で企画されたものも残っているのでしょうが、演者も前のめりになっている感じで、視聴者から“面白い”という声も出てきていますよね」(前出の芸能プロ関係者)

 4月15日の「ジョンソン春の健康診断バトル」に対しても、

《健康診断企画楽しみ〜》
《ジョンソン健康診断するのおもろい 芝さん……》
《ジョンソン修学旅行面白かった!この8人スケジュール合わせるの大変だろうな。。来週の健康診断も楽しみ!めっちゃ好きなコンテンツ》

 と期待を寄せる視聴者も少なくない。

※画像は『ジョンソン』の公式X(ツイッター)『@johnson_tbs』より

「K氏が担当するようになって、今後はさらに企画内容が大幅に変わっていくはずです。しかもお笑い界のトップの松本さんの番組を任されるエース級のテレビマンですからね。K氏は2022年10月に『クレイジージャーニー』が復活してからずっと演出を担当。松本さんと一緒に仕事をしてきたわけで、“松本さんイズム”も持っているのではと。

 伝説的な番組『リンカーン』の後継番組として鳴り物入りで始まった『ジョンソン』ですが、最初につまずいてしまった。しかし、松本さんと一緒に仕事をしてきたK氏が総合演出に就いたことで、上昇気流に乗せてくれるのではないか、とTBS内部での期待も相当大きいようですよ」(前同)

 3月から新体制になっていたお笑い番組『ジョンソン』――『リンカーン』のように、多くのお笑い好きに支持される番組に変貌を遂げることはできるのだろうか。