■令和版『花咲舞』と平成版の違い
「ドタバタはしていますが、それがテンポの良さを生んでいます。最近のドラマは落ち着いた展開だと、視聴者がすぐに飽きて見るのをやめてしまうので、平成版から令和版にアップデートするには、これは必要な演出でしょう。
また、今回は新キャラで昇仙峡(菊池)がいます。初回ラストの展開を見ると、昇仙峡は舞に立ちふさがるラスボス的存在になると思われます。冷酷な昇仙峡と対比する意味でも、今後、今田のオーバーな演技は活きてくるはずです。キャストも登場人物も変わるのだから、前とは別物と考えるべきですね」(ドラマライター/ヤマカワ)
今田が演じる舞は直情的なところはあるが、そのぶん、X上では《スカッとした!》という声もある。4月13日は裏番組に吉沢亮(30)主演の人気ドラマ『PICU 』(フジテレビ系)のスペシャル版があったのに、視聴率で7.8%という数字が出ているのは、それだけ支持された証拠だろう。あらためて令和版の花咲舞を楽しみたい。