この春から子どもが幼稚園、保育園、学校に入学、進級したという親も多いだろう。子どもの成長が実感できるうれしい時期ではあるが、同時に子どもたちの行事には親も参加したり、お手伝いをしなければならないことも多く、気が重いという人もいることだろう。そこで今回は、子どもがいる30~50代の男女100人に「親が勘弁してほしいと思う幼稚園、保育園、学校の行事」について聞いてみた。

 第3位(10.0%)は、バザー。

 各家庭が使っていない日用品やハンドメイド作品を提供し、その収益を学校に寄付し備品を購入するためのバザー。かつてはお中元やお歳暮といった文化があったため、いらないものを持ち寄るのが定番だったか、そうした文化が衰退し、不用品はメルカリなどのフリマアプリで売ることが当たり前になった現在は、バザーに出品する品物を探すのも大変。バザーの運営も人出がいるため、面倒に感じる人は多そうだ。

「バザーに出すものがそれほどない」(48歳/女性/総務・人事・事務)

「強制的に参加させられるから」(58歳/男性)

「バザーで出品する物を毎回探さないといけないので、自宅に不要品がないときにすごく困る」(46歳/女性/主婦)

「手作りのものを出さないといけなかったから」(58歳/女性/主婦)

「面倒くさい」(41歳/女性/総務・人事・事務)

「手作りが苦手だが、提供を呼びかけられて困った」(55歳/女性/主婦)

「当日だけでなく、持っていく品物の準備も大変で時間が割かれる」(57歳/女性/総務・人事・事務)