■第1位は拘束時間が長い保護者会・PTA活動
そして第1位(55.0%)は、保護者会・PTA活動。
幼稚園、保育園の保護者、学校のPTAは、幼稚園、保育園、学校と保護者が連携して子どもの教育環境を充実させるための活動を行う。さまざまな行事の手伝い、通学路の見守り、パトロールなど、活動は多岐に渡るので、やりたいという人は少ない。任意団体だが、1回は委員をしなければならないという暗黙のルールがある場合もあり、両親が共働き家庭だと時間のやり繰りも難しい。
「時間が取られるわりに必要のないことが多いから」(48歳/女性/学生・フリーター)
「仕事があるので、PTA活動に時間を割けない」(53歳/女性/出版・マスコミ関係)
「何度も集まらないといけないし、意見の違いなどで保護者同士の関係が微妙になったりするから」(40歳/男性)
「面倒なのに有益に思えることが少ない」(39歳/男性/コンサルタント)
「子ども主体の行事は成長ぶりを見られて楽しい時間だが、大人だけ集まるのは苦痛」(45歳/女性/営業・販売)
「負担の大きい役員を希望する人がいないため、毎回押しつけ合いの感じで気まずい思いをした」(49歳/女性/主婦)
「“幼稚園で働いてるのかな?”と思うくらい、何回も園に行って活動しないといけないのに、1円もお金をもらえない」(36歳/女性/主婦)
「参加するメリットを感じないから」(34歳/男性/総務・人事・事務)
「ママ友づきあいが苦手だし、拘束時間が長いから」(54歳/女性/主婦)
「いつか役員にならないといけないというプレシャーが辛い」(42歳/女性/主婦)
親が正直しんどいと思うことは他にも、「親が勘弁してほしいと思う幼稚園、保育園、学校の行事」第4位以下はこちらから!
■「親が勘弁してほしいと思う幼稚園、保育園、学校の行事」ランキング
1位 保護者会・PTA活動
2位 部活動のお世話
3位 バザー
4位 懇談会
5位 家庭訪問
6位 入学・卒業式などの式典
7位 運動会