■“デビュー延期”に福本大晴の離脱……激動の2023年
デビューを前に思わぬところで騒がれてしまっているAぇ!groupだが、下積みが長く、CDデビュー内定後も苦労が絶えないグループとして知られる。
「CDデビューが内定していた2023年に、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が勃発し、その影響でAぇ!groupのデビューも延期になった。それを『文春オンライン』(23年7月)が報じたんですが、メンバーは“デビューが内定していた”事実をその報道で知ったと、先の4月23日、グループのYouTube動画で明らかにしています。
さらに、昨年末にはメンバーの福本大晴さん(24)が“重大なコンプラ違反”が原因で突然契約解除となったり、本当に激動の1年間だった。
そういった数々の苦難を乗り越えた末のデビューだったのですが、デビュー直前に、“パクリ”との声も上がってしまう“ソックリ騒動”が連続で起きてしまった。熱心に応援しているファンが荒れてしまうのも無理からぬ話ですよね」(前出の女性誌編集者)
そんなAぇ!groupは、STARTO社のデビュー第1弾グループとして注目されているのだが、
「同社は4月10日に本格始動したばかり。同日には契約タレントが多数出演する東京ドームでのライブもあったし、各タレントとの細かい個別契約など業務は膨大で、Aぇ!groupのデビューを100%でサポートできる状況にないとも言われていますね。
事務所からの猛プッシュは期待できなさそうなAぇ!groupですが、グループのポテンシャルは高いと評判です。すでにデビュー前からバラエティ番組ではめちゃくちゃ面白いグループとして有名で、アーティストとしての実力も非常に高い。ダンスだけでなく楽器も弾けて、デビュー曲『《A》BEGINNING』のMVはソロシーンとバンドシーンのみで構成された別バージョンが4月26日に発表されています。
決して順風満帆なデビューとは言えないかもしれませんが、下積みは長く経験も豊富。多少のつまずきは吹き飛ばして、大活躍を見せてくれるのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)
最年長の末澤は、今年4月3日で入所15年目。最年少の佐野も、今年8月2日で8年目。長い下積みで蓄えた、本物の実力を見せつけてほしい。