■山下智久との名コンビとなるか
「山下をはじめ、真矢ミキ(60)夏帆(32)、平岩紙(44)ら、演技派俳優に囲まれていたので、力が入りすぎていたのかも。たしかに、滑舌は良いほうではないですが、そもそも雲田は新米キャラなので、あまり気になりませんでした。回想で出てきた姉・真紀(石井杏奈/25)の事故など、内容的にシリアスなシーンになると気になるかもしれませんが、今のところは晴原(山下)のバディとして合格でしょう。
山下とのやりとりも、彼が福原遥(25)とバディを組んだ『正直不動産』シリーズ(NHK)のような軽妙さがあり、うまいアクセントになっていました。自然災害からの救助という、緊迫するシーンが多そうな本作では、ちょうど良い癒しになるでしょう。初回は山下が出口をうまくリードしていた印象ですが、回を重ねて息の合ったコンビになれば、作品の大きな魅力になるはずです」(ドラマライター/ヤマカワ)
天気予報に“ハルカン”として登場しているときなど、山下のコミカルなシーンも『コード・ブルー 』になかった魅力になりそうだ。それにプラス、山下・出口のバディがうまく機能すれば、『コード・ブルー 』以上のヒットも期待できる。成否のカギは、出口の奮闘にかかっていると言えそうだ。