■実写版『キングダム』を象徴するキャラクターが……

【以下、『キングダム』に関する重大なネタバレを含みます】

 実写版『キングダム』は今年7月12日に4作目『大将軍の帰還』が公開予定だが、同映画は「最終章」と予告されている。

「『大将軍の帰還』は原作でも大きな山場の“馬陽の戦い”が描かれますが、原作通りに進むなら実写版『キングダム』のシンボルと言っても過言ではないキャラクターが死亡すると考えられる。原作の物語はまだまだ続きますが、“1人の青年の成長物語”という観点から見ても、ここで映画シリーズに“区切り”をつけるのはちょうどいいんですよね」(前出のワイドショーデスク)

 馬陽の戦いは、実写版で大沢たかお(56)が演じている秦の大将軍・王騎が死亡する戦いである。

※画像は映画『キングダム』シリーズの公式X『@kingdomthemovie』より

 王騎は、腕の筋肉は丸太のようにたくましくて筋骨隆々の武人。大沢は筋トレで体重を20キロ増やし、92キロまでビルドアップしたことで体格を完全に再現していた。ゆったりとした冷静な口調、「ココココ」という独特の笑い方など、見た目以外のインパクトも抜群で、主人公の信(山崎)にとって、師匠のような存在だった。

 しかし、王騎は趙軍の総大将が、結婚の約束をしていた摎(きょう・新木優子/30)を殺したのが龐煖(ほうけん・吉川晃司/58)だと知り、過去の因縁に決着をつけるべく秦軍総大将として馬陽へ出陣したことで、命を落とすことになる。

 王騎は戦を有利に進め龐煖と一騎打ちを繰り広げたが、敵将・李牧(りぼく・小栗旬/41)とその配下・魏加(ぎか)の不意打ちが原因で、龐煖に胸を貫かれて致命傷を負ってしまう――という物語が、原作の第16巻で描かれているのだ。

「映画『キングダム』のアイコン的存在となっていた大沢さん演じる王騎の死は大きいですよね。もちろん将来的な製作はあるかもしれませんが、“最終章”と打たれているように4作目となる7月公開の『大将軍の帰還』でひとつの区切りを迎える可能性は高そうです。そして、大きな興行収入を残す必要がある大作映画シリーズのひと段落は、主演の山崎さんにとっては“タイミング”でしょうね。

 3月末に結婚を発表した山田裕貴さん(33)と西野七瀬さん(29)もそうですが、最近は若い俳優が早く結婚することも多い。広瀬さんも以前から30歳までには結婚したいと話していて、まだ30歳までは時間がありますが、いよいよその調整に入るのではないでしょうか。何より山崎さんと広瀬さんの、おそらくもう10年近い交際を考えると、ゴールインは自然なことに思われますね。年内の可能性もあるのではないでしょうか」(前同)

 日本俳優界のビッグカップルが、夫婦になる日は近いか――。