■渡邊センスの裁判の行方が「松本人志5.5億円裁判」にも影響か

 渡邊に先駆けて松本と文春の裁判は進められている。

 女性に男女の関係を強要したなどと『週刊文春』に報じられた松本が、発行元の文藝春秋などを相手取り、5憶5000万円の損害賠償や訂正記事の掲載などを求めた裁判の第1回口頭弁論が3月28日に行なわれた。

 松本が出廷することはなかったが、訴状で松本側は記事に登場するA子さんとB子さんの特定を要求。「A子、B子さんがわからないから反論できない」などと主張したが、文春側は拒否。第1回口頭弁論は約5分で閉廷。次回は6月5日にオンラインで行なわれるようだ。

「問題の『FRIDAY』には女性が松本さんに馬乗りになる写真も掲載されていますから、文春との裁判だけではなく、渡邊さんvs『FRIDAY』の裁判の行方も、松本さんの裁判に多少なりとも影響してくるのではないかと言われていますね。

 特に世論のところ、週刊誌の報道が正しいのか、芸人側が言っていることが正しいのか――のぶつかり合いですよね」(前出の芸能プロ関係者)

 松本側は文春サイドと徹底的に争う構え。文春側も5億5000万円という高額請求をされており、双方が簡単に折れることはないだろう。そして、複数の法律の専門家が、松本と文春の裁判は決着まで最長3年はかかるのではないかとも指摘している。

※画像は松本人志の公式X(ツイッター)『@matsu_bouzu』より

「第2回の6月5日で決着するとは到底思えませんよね。そうなるとやはり、6月下旬に控える渡邊さんの裁判が影響してくるのではないかと。渡邊さん側の主張は『FRIDAY』の記事に書いてあることがまるで間違っているというものですよね」(前同)