■弟・莉玖は圧倒的な人気の兄とは別路線を進むのか

 紫耀擁するNumber_iはアーティスト路線を突き進んでおり、かねてより夢見ていた海外での活躍を目指してこれからもその方向で研鑽していくと見られる。

 旧ジャニーズ事務所在籍時、当時社長だった藤島ジュリー景子氏(57)は所属タレントの映画やドラマなどの映像路線の仕事を重視していた一方、紫耀はアーティストとして海外進出を目指しており、その部分で衝突があったとされる。

 2023年4月クールのドラマ『Dr.チョコレート』(日本テレビ系)では坂口健太郎(32)が主演を務めたが、本来は紫耀が主演する予定だったとも報じられている。

「紫耀さん、Number_iは完全にアーティスト路線ですよね。彼らは4月、アメリカ・カリフォルニアの地で出演した『コーチェラ 2024』でも躍動。現在はより世界進出への思いを強くしているのではないでしょうか。そんななかで紫耀さんは、ドラマもそうですが、純粋なバラエティ番組にももう出るつもりはないのでは、と言われていますね。おそらく出るのは歌番組だけなのでは、と。

 一方で莉玖さんはドラマ、バラエティ番組への出演を開始。兄の紫耀さんとは別路線を突き進んでいくつもりなのかもしれません。紫耀さんはインスタグラムのフォロワーは425万人。身に着けるものは爆売れ、CMにも引っ張りだこ。今や本当に凄まじい影響力を誇ります。莉玖さんが芸能活動をするとなるとどうしても紫耀さんと比べられてしまう。“平野紫耀・弟”という紹介文言を取るのは至難の業でしょうね。

 紫耀さんとは別のジャンルで頑張って、誰もが認める結果、実績を残さない限りずっと比較されてしまいますから、あえてドラマやバラエティ路線で行こうとしているのかもしれませんね」(前出のワイドショー関係者)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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※画像は平野莉玖の公式インスタグラム『@riku_rks』より

 紫耀、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)は旧ジャニーズ事務所退所後に個人事務所「株式会社S」(平野)、「株式会社A」(神宮寺)、「株式会社K」(岸)を設立し、それぞれが代表取締役を務めている。そして3人の会社の本店は、莉玖が代表取締役を務めるアパレル会社と同じ愛知県の住所で登録されていた。

「その住所には平野兄弟が幼少期に通っていたダンススクールもあるといいます。芸能活動において違う路線を進みそうな平野兄弟ですが、その絆は強い。莉玖さんの新たな活動を紫耀さんも応援しているのではないでしょうか」(前同)

 快進撃を続ける紫耀、露出を増やしつつある莉玖――平野兄弟の共演が見られる日もそう遠くはないのかもしれない。