■山内も「ほんとに事務所変わったね」と指摘

 とても一流アイドルがやるような企画ではない壮絶すぎる鼻フックに難色を示す視聴者は多く、

《鼻歪んだらどうしてくれんの?全然笑えない嫌がらせ企画やめろよ》
《ほんと頑張ってたけど見てて辛かったから二度と鼻フックとか企画通さないで欲しい》

 といった声は多い。

 その一方で、全力を出し切ったSixTONESと中村に対して、

《アイドルとしてのビジュアルも保ちつつ鼻フックみたいなのも全力でこなし笑いもしっかり取ってバラエティ三銃士の底力を見た》
《みんな鼻フック一発目にやった中村海人さんをもっと盛大に褒めてくれ》
《鼻フックでトラック動かすとかいう本当に意味の分からない競技を誰よりも全力でがんばってたジェシー、人類の宝》

 など労いの声も多数寄せられ、話題沸騰となったのだ。キツい鼻フック企画を後輩タレントではなく、年長者のSixTONESと中村が請け負ったことを評価する声もあった。

「これまでも旧ジャニーズのタレントはドッキリなどで身体を張る仕事は多かったですが、近年ここまでやるのは滅多にないですよね。チャレンジ前には田中さん本人も、事務所の体制の変化を感じていると思わせるコメントも飛び出していました」(前出の女性誌編集者)

 かまいたちの山内は「ノーズフックワークアウトガイズ」の内容に仰天し、「ほんとに事務所変わったね。昔そんなん絶対ダメだったよね」と、アイドルチームに一言。それを受けて田中が「俺らが1番びっくりしてる」と返すやり取りがあった。

「事務所変わったね」――ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を経て23年10月17日にSMILE-UP.へ社名を変更し、今年4月10日からは新会社STARTO社の体制に移ったばかりであることを考えると、重い言葉である。

※画像は『ジョンソン 』の公式X『@johnson_tbs』より

「ジャニーズ事務所が“消滅”して約7か月経ち、STARTO社が本格始動をして早1か月。旧ジャニーズタレントはプロ意識が高く、バラエティ番組でも全力で取り組んでくれるからテレビ界の評価は高かったですが、そこは変わらないまま、やる内容に関しては“ハードルが下がった”ということかもしれませんね。

 やるか、やらないかはその人次第。STARTO社がエージェント契約であることも関係しているのかもしれませんね」(ワイドショー関係者)

 旧ジャニーズはアイドル氷河期の90年代初期、SMAPがバラエティ路線を開拓したことが大きなターニングポイントだったことで知られる。STARTO社体制となった今、SixTONESたち在籍タレントはどんな活動を見せてくれるのだろうか――。