■前田公輝が何もしなさすぎて怪しい

「このままハッピーエンドにはならないでしょうね。気になるのが、第1話の冒頭で、今回の舞台となっている2023年の5年後の28年、明日香が桜を見上げながら、《一生、忘れられない恋だった》と振り返るシーンがあることです。“だった”と明らかに遥斗との別れを匂わせていて、たとえば彼の死のような、決定的な決別があったと考えられます。

 さらに、本作のモチーフとなっているHYの名曲『366日』は、別れた恋人への切ない思いを歌ったもの。これもハッピーエンドではないことを予想させます。ここまでただの良い人でしかない前田公輝、不穏な動きを見せている夏子が、とてつもない悲劇を起こすのかもしれません」(ドラマライター/ヤマカワ)

 今のところはピュアなラブストーリーだが、それを楽しんでいる視聴者を、とんでもない鬱展開に叩き落とすラストが待っているのだろうか。残りは4話だと思われる。明日香(広瀬)と遥斗(眞栄田)に何が待っているのか、今後の展開に注目だ。