■道枝が恋愛トークで見せた強い配慮

 なにわ男子は王道のキラキラ系アイドルとして21年11月にデビューしたが、昨年8月、メンバーの西畑大吾(27)と読売テレビの足立夏保アナ(24)、9月に長尾謙杜(21)と元有名セクシー女優、11月に高橋恭平(24)とタレントの黒木ひかり(23)と、短い期間に3連発で『週刊文春』(文藝春秋)に熱愛スクープが報じられ、“ファン離れ”が起きてしまった。

「ファンは大荒れでしたね。それは現在もくすぶっているところがあり、そのため、グループでも特に存在感があって、プロ意識も高いと言われる道枝さんを“最後の希望”とする声も多いんです。もし道枝さんにも熱愛報道があったら、もうなにわ男子は終わり――そんな声も少なくありません。

 道枝さんも、そうしたグループのデリケートな状況は理解しているのでしょう。5月30日放送の『トークィーンズ』(フジテレビ系)では、恋愛観について深掘りトークをする際、相当に気遣いしている感じがあると、注目されました」(ワイドショー関係者)

※画像は『トークィーンズ』の公式X『@_talkqueens』より

 道枝は『トークィーンズ』で多くの恋愛観を語ったのだが、

「(一目惚れも段階を経ての交際も)どっちもあるとは“思います”」

「(好きになった子を)イジれないんですよ、“たぶん”僕」

「(仕事)休みをちょうだいって言って(海外に行く彼女を追いかけに)行きたい。“もしかしたら”行きたい」

 など、あくまでも想像の話で、実体験ではないと感じさせる言葉選びをしていた。

 視聴者も、道枝の強い気遣いを認識したようで、 

《なにわに文春砲多いからか、みっちー終始恋愛トークの中で「もしかしたらそうかも」「もしかしてそうなるかも」を連発してて気遣ってんなあ〜ファン思いの良い子なんだな〜という感想しかなかった》
《誰も傷つけないように、仮定であることを強調したり「〜と思います」とふんわりさせたりそっとたくさん気を遣って話してくれていたのとても伝わってきましたよ》
《恋愛の話に軸がなくて、事実はさておき、まだ付き合ったことないのかなと思わせてくれる道枝くん天才アイドル》 

 といった声が多く寄せられている。

「アイドルとファンの間には“疑似恋愛”ともまた違う、独特の関係性がありますよね。だからこそ“推し”の熱愛報道はファンにとって大ショックな出来事だし、アイドルもそんな気持ちにさせないように、プライベートで恋愛していたとしても見せないようにしている。その点でなにわ男子は現状、非常にマズい立ち位置にいるわけです。

 そのため、道枝さんは丁寧に言葉を選び、余計な想像や変な誤解を生まないように、バラエティ番組のトークであっても細心の注意を払っているのでしょうね」(前同)

『トークィーンズ』ではグループのデビュー曲『初恋LOVE(うぶらぶ)』にちなみ、「うぶらぶ男子」と評されていた道枝。なにわ男子の未来は、彼の踏ん張りにかかっていそうだ――。