■奏・石原さとみにも批判の声が
「今回は、大学時代の友人で祐希の妻・知美(宮澤エマ/35)との会話で、検事であるにもかかわらず、真樹との逃避行を悪びれる様子のない奏にも批判の声がありました。終盤に向けて謎解きは盛り上がっているのに、メインの2人が浅はかすぎて、かなりのトンデモドラマになってきました。こうなると、視聴者はアッという間に離れるので、最終回の視聴率が心配です」(ドラマライター/ヤマカワ)
浅はかな主人公というと、今期のドラマの中では、『Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)の赤楚衛二(30)にも同じような声が。錦戸亮(39)演じる心臓血管外科医・大友郁弥への嫉妬や復讐など、子どもっぽい振る舞いに、多くの不満の声があがっている。
「視聴者を引き付けるため、びっくり系のストーリーが優先で、人物設定が甘くなっているのかもしれません。『リベンジ』は平均世帯視聴率が、初回は6.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)でしたが、第2話から4%台に急落しています。『Destiny』も最後に同じパターンにならなければいいのですが」(前同、ヤマカワ)
放火に関しては、元総理・東忠男(伊武雅刀/75)の秘書・秋葉洋二(川島潤哉/45)が、新たな放火犯の容疑者として浮かんできており、奏の父・辻英介(佐々木蔵之介/56)が死に追いやられた、環境エネルギー汚職事件の真相とともに、新たな展開がありそうだ。メインキャラの2人への不満を吹き飛ばす、納得のラストに期待したい。