■木南晴夏も絶賛する横浜の名店に、朝から行列ができる東京・幡ヶ谷の人気店

 キャロットケーキ人気が高まる中、取り扱う店はどんどん増えているが、前出の太田氏が次にオススメするのは、横浜・元町に本店のあるパン屋『ブラフベーカリー(BLUFF BAKERY)』のキャロットケーキだという。

「10年の開店当初からある人気メニューですが、ここ最近のキャロットケーキブームでますます人気上昇。

 同店の本店は“パン好き女優”木南晴夏さん(38)が行きつけだと公言するお店ですが、そんな木南さんもキャロットケーキの味には太鼓判を押しており、23年放送のTBS系情報番組『ラヴィット!』でも絶品だと紹介していました。ここのキャロットケーキは1グラム2.6円の量り売りになっていて、美味しさもさることながら、大きくて分厚く、食べごたえも抜群です」(太田氏)

『ブラフベーカリー』のキャロットケーキは量り売りスタイル  撮影/編集部

 最後に太田氏が紹介するのは、東京・幡ヶ谷の『サンデーベイクショップ(Sunday Bake Shop)』のキャロットケーキ(450円)だ。

「平日でも朝から行列ができる名店の一番人気商品。同店のキャロットケーキはカップケーキ型で、クルミが散りばめられたフロスティング(クリーム状のペースト)がこんもりのっており、フォトジェニックな見た目は随一。ふわふわなスポンジはシナモン、ナツメグといったスパイスも絶妙なアクセントとなっていて、砂糖のシャリシャリ感が残った甘めのフロスティングとの相性もバッチリ、アッという間に完食してしまいます」(前同)

『サンデーベイクショップ』のキャロットケーキは同店の一番人気とか ※撮影/編集部

 ひと口にキャロットケーキと言っても、フロスティングにクリームチーズを使用しただけでなく生クリームを使った物もありと、見た目も味もさまざまな種類が存在するそう。

 ニンジンが苦手な人でも美味しく食べられる人も多いというキャロットケーキ。今後、誕生会や結婚式などハレの場でも、新たな選択肢として台頭するか。

太田まき子
新潟県出身。大学卒業後、広告会社及びマーケティング会社にて女性向け商材のプロモーション、ファッションカルチャーイベントの企画運営、エンタメ系の広報PRなどを担当。現在はフリーランスのPRとして、トレンドのマーケティングやリサーチを行う。