俳優の佐藤健(35)が6月11日、映画『はたらく細胞』(12月公開)の製作発表会に登壇。その近影を見た視聴者から、心配の声が相次いでいる。
清水茜さんによる体内の細胞を擬人化したマンガ『はたらく細胞』(講談社)は、アニメ化で大ブームを巻き起こし、シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒットを記録した超人気作。日本映画史上最大級のスケールとうたわれる今回の実写映画化では、『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』の武内英樹氏がメガホンをとり、18年放送のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で抜群のコンビネーションを見せた佐藤×永野芽郁(24)のW主演という盤石の布陣でヒットを狙う。
「今作は満を持しての実写化、さらには人気俳優同士の6年ぶりの再タッグとあって、すでに大注目を集めています。劇中では鮮烈な印象を与える“白塗りメイク”で白血球役を演じている佐藤さんですが、かなり動きのある役柄だけに、アクションシーンも見どころになりそうです。
佐藤さんは映画『るろうに剣心』シリーズを通じて高い完成度のアクションを披露してきた確かな実績があるので、早くも《ハマり役じゃない?》《期待できる》といった声が続々と上がっていますね。
一方、製作発表会や番宣の様子をニュースで見た視聴者からは、《佐藤健どうした!?》《元々細いけど本当に細くない? さらに痩せてない??》《流行りの肩パットジャケットがぶかぶかな位痩せてて 大丈夫かな?》など、変貌ぶりを指摘する声が続出しました。
映像を見る限り、黒のオーバーサイズジャケットという衣装のせいで華奢なスタイルが強調されてしまった面もあるのかなと思いますが、確かに、以前よりもフェイスラインや首回りがほっそりとしたような印象は受けますね。
佐藤さんは3月から4月にかけて映画『四月になれば彼女』の舞台挨拶などに出演していましたが、その際にはこれほど多くの反応は寄せられていませんでした。YouTubeチャンネル以外、SNSをやっていないこともあって、約2か月ぶりに公の場に登場した佐藤さんの急激な変化に驚いた人々が多かったのかもしれません」(女性誌ライター)
佐藤といえば、役者の中でもひときわ“ストイックな役作り”することで知られている。
15年放送の主演ドラマ『天皇の料理番』(TBS系)では、料理人役を演じるためにプロ並みの包丁づかいを習得。さらに、19年公開の主演映画『ひとよ』では、やさぐれたフリーライターを演じるために体重を増やし、普段は吸わないタバコを吸うなどして、“だらしない身体”づくりをしてから撮影に臨んだ。
「今回、ほっそりとした近影を披露した佐藤さんに対し、一部からは憶測含みの心配の反応が上がっていますが、佐藤さんのストイックさを知るファンからは、次に出演する作品のための役作りではないかという意見が多いですね。
佐藤さんは自らを《器用な役者ではない》と評しており、見た目や身体的特徴をとっかかりにキャラクターへと落とし込んでいく工程を大事にしている印象を受けます。そのため、容貌の激変は意図的なものである可能性も十分にあるでしょう」(前同)
その高いプロ意識で、ラブストーリーからアクションまで幅広いジャンルの作品を成功へと導いてきた“ヒット請負人”の佐藤。映画『はたらく細胞』も楽しみだが、また今までとは違った姿でファンをアッと言わせてくれるはずだ。