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2位 櫻井翔、“相葉雅紀の元カノ”との7月期ドラマで問われる「俳優業の真価」 嵐は当面稼働ナシの勝負どころ

 櫻井翔(42)の7月クールのTBSドラマへの出演が報じられ、その共演者の名前に芸能関係者からは驚きの声が上がっているという。

 5月3日、櫻井が出演する連続ドラマ『笑うマトリョーシカ』の放送が明らかになった。早見和真氏の同名の小説(文藝春秋)が原作で、女性記者がカリスマ政治家の謎に迫るミステリー。櫻井がその若きカリスマ政治家、水川あさみ(40)が主人公の新聞記者を演じる。櫻井演じる政治家を支える有能な政務秘書官を演じるのは玉山鉄二(44)。

「現在、川口春奈さん(29)主演の『9ボーダー』が放送中で、前期は阿部サダヲさん(54)主演の『不適切にもほどがある!』がやっていた金曜22時枠のドラマです。ただ、気になるのは櫻井さんと水川さんが共演するということ。水川さんは相葉雅紀さん(41)との熱愛が報じられたこともありましたからね」(ワイドショー関係者)

 水川と相葉は2004年公開の映画『ピカ☆ンチ』での共演がきっかけで交際に発展。2008年頃には一度破局を迎えたようだが、2010年2月には相葉のマンションを訪れる水川の姿が写真週刊誌に掲載された。

「当時はかなり親密な仲だと大きな話題になっていましたが、もう10年以上前の話ですし、相葉さんは一般女性と結婚して子どもも誕生。水川さんも窪田正孝さん(35)との結婚生活が順風満帆ですよね。さすがに水川さんと相葉さんの共演は難しいでしょうが、同じ嵐でも、櫻井さんとなら問題ないということなんでしょう。もし、まだ創業家が健在のジャニーズ事務所時代が続いていたら、共演は不可能だったかもしれませんが……。

 ただ、今、言われているのは櫻井さんの演技力についてですね。『笑うマトリョーシカ』では相当の演技力が問われる役柄を演じることになりそうですからね」(前同)

 小説『笑うマトリョーシカ』の大きなあらすじは次のようなもの。

 27歳の若さで代議士となった男は周囲を魅了する輝きを放っていた。秘書となったもう1人の男は、彼を若き官房長官へと押し上げた。総理への階段を駆け上がるカリスマ政治家。「この男が、もしも誰かの操り人形だったら?」――最初のインタビューでそう感じた女性記者は隠された過去に迫る。

「原作通りなら、櫻井さんが演じる若き政治家は、水川さん演じる主人公の新聞記者が“誰かの操り人形だったら?”と違和感を抱く役。つまり、櫻井さんは、役の陰の部分を自然と出す必要があるわけです。櫻井さんがその部分をしっかり演じ切れるかがドラマの成功の鍵にもなってきそうです。

 現在の櫻井さんの“代表作”『大病院占拠』や『新空港占拠』(ともに日本テレビ系)の武蔵三郎とはまったく違う演技力が問われることになるはずです」(前出のワイドショー関係者)

 2023年1月クールに放送された『大病院占拠』、今年1月クールに放送された続編『新空港占拠』。

『大病院占拠』は鬼の面を被った謎の武装集団によって占拠された大病院で、休職中の刑事・武蔵(櫻井)が人質を救うため犯人に立ち向かうというストーリー。

『新空港占拠』は『大病院占拠』から1年後を描いており、獣の面を被った武装集団「獣」による空港占拠事件に武蔵が再び巻き込まれる――というものだった。

「占拠シリーズは大爆発やド派手なアクションなどダイナミックな展開で人気を博し、テレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率も高かった。何よりの見どころとなったのが武蔵の口癖の“ウソだろ”でしたよね。ツッコミどころも満載でX(旧ツイッター)で実況しながら見るという楽しみもありました。

『笑うマトリョーシカ』は占拠シリーズと打って変わってシリアスなドラマになり、陰の一面を持つ若き政治家と武蔵とのギャップは、相当あるのではないでしょうか」(前同)