■緋山・岩田剛典も逆転?
また、《残り1話って事は、白木の裏切りを掘り下げる時間はないし、苗字に色がついているし、白木は二重スパイって事かな?》《白木さんが盗撮被害者だとするならば、撮影した緋山を野放しにするのは許せないと思うし、大切にされてないじゃん私ってなるのも理解できなくもない》など、白木に関する考察なども盛り上がっている。
「白木の裏切りはミスリードの可能性があります。法律事務所員の中で白木だけが、毎回、カラフルな服を着ていましたが、それは、その放送話のキーマンを示していた可能性が高いんです。たとえば、第3話は赤いカーディガンで、赤峰担当の傷害事件のストーリーでした。今回は前半で緑のカーディガンを着ていたので、緑川が味方につくことを示唆しているのでは?
そんな白木が、第9話のラストで着ていたのは白いブラウスでした。名前から見てそれは自分のカラーで、次回のキーマンになることを示唆している可能性があります。羽木精工社長の殺害事件の証拠品である、緋山(岩田剛典/35)の血染めのジャンバーを渡していましたが、それは伊達原をひっかけるためだったのではないでしょうか」(ドラマライター/ヤマカワ)
伊達原を罠にハメるなら、緋山が無実でなければならないが、その緋山は罪を認めている。どうやって伊達原をハメるのか?
「最後のどんでん返しで、緋山はやっぱり殺していない。法律事務所員すらも欺いていた、となる可能性は十分です。なにしろ本作は“逆転パラドックスエンターテインメント”とうたっているので、真実が二転三転する可能性は高いでしょう」(前同)
志水(緒形)の冤罪を証明する緋山が盗撮した動画のデータは伊達原が消したことになっているが、緋山に盗撮を依頼した江越(迫田孝也/47)がまだ持っていたり、緑川が密かにコピーしている可能性が残っている。本作がどんな逆転劇で結末を迎えるのか注目したい。