■“宮迫ディス”にさんまも苦言を呈し……

 6月3日にアップされた粗品が宮迫をディスる動画の再生回数は110万回を突破している。

「せいじさんに言ったように、木村さんをターゲットにしたのも、木村さんの身長をネタとしてイジる芸人がいないから、1つの“芸風”としてイケるのではないかと判断したのでしょうね。YouTubeでは『1人賛否』と題してニュースについて肯定的な意見と否定的な意見を1人で言うということをやっていますが、あれもコントだと言っていますし、粗品さんの中では“芸”ですよね。

 ただ、外部からはなかなかそうは見えない。特に言われたタレント当人、その人のファン、周囲の人からは、粗品さんがいくら芸のつもりでやっていようが攻撃に感じられてしまいます。宮迫さんが白旗を挙げた際には《プロレスにしてもやりすぎ》という声がX(旧ツイッター)に多く上がりましたよね。

 さらに永瀬廉さん(25)と高橋海人さん(25)の2人体制になったKing&Princeに対し、《今の状態のキンプリ誰が見るねん》とツッコんでいましたが、過激なファンから殺害予告があったといいますからね」(前出のお笑いプロ関係者)

※画像はKing&Princeの公式X『@kp_official0523』より

 宮迫を執拗にイジった粗品に、明石家さんま(68)が苦言を呈したことも話題を呼んでいる。

 さんまは6月8日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)に出演。

 粗品と宮迫の騒動に対し、「俺は最初2人組んで、狙いでやってると思た」と印象を話し、「けども、マジやったら我々世代、芸能界では考えられない。後輩が先輩を(ディスる)っていう。吉本じゃないって言ったって、お笑い芸人は先輩後輩、縦(社会)やから。先輩に対してああいうことを言うっていうのは本当は間違いやねん」と語った。

 粗品については「そういう戦法やな」としつつも「そういうのが(再生回数が)伸びんねやろ? やから今度、粗品に会ったら聞いてみようと思って。どういう意図か。俺が言うなら言うで、言ってあげようと思ってる」と説教する可能性もあると示唆していた。

「闇営業問題の際にもさんまさんは宮迫さんを励ます会を高級ホテルで開催しましたが、全部自腹だったといいますからね。その後も何かと宮迫さんのことを気にかけ、焼肉店『牛宮城』にも足を運んでいるし、昨年は自分の舞台にも出演せている。だからこそ、あそこまで宮迫さんをディスる粗品さんに思うところがあるんでしょう。

 宮迫さんについてもそうですが、さらに粗品さんが木村さんをディスるとなると、さんまさんもさすがに黙っているわけにはいかないのではないでしょうか。さんまさんと木村さんは家族ぐるみでつき合いがある親友であり盟友ですからね」(前同)