■「木村派」堂々宣言のさんまは粗品の“ディスり芸”にどう対応するのか

 2016年1月に解散騒動が勃発し、同年8月に年末をもって解散することが明らかになったSMAP。解散決定後の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で宮迫から「中居派かキムタク派か、どっちなんですか?」と振られたさんまは「派閥でいくと、はっきり言うわ。俺は木村派や」と宣言していた。

 さんまと木村は2002年放送のドラマ『空から降る一億の星』で共演し、翌2003年には2人の特番『さんタク』(ともにフジテレビ系)がスタート。さんまは木村の2ndアルバム『Next Destination』で作詞を担当し、8月14日リリースの3rdアルバム『SEE YOU THERE』に参加することも明らかになっている。

※画像は『さんタク』の公式X『@san_taku_2003』より

「木村さんはさんまさんのことを“おじき”と呼んで慕っています。両者は家族ぐるみのつき合いで、さんまさんが企画・プロデュースを手掛けたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』には、幼い頃から懇意にしている木村さんの長女・Cocomiさん(23)を声優に起用したほどでした。

 一方でさんまさんは粗品さんのことも可愛がっていて、プライベートでも会う仲だといいます。その才能を認め、将来にも期待しているはずです。また、さんまさんは後輩の芸風にどうこう言うタイプではないですよね。“芸”に対して基本的に説教のようなことはしたくないはずです。とはいえ、宮迫さんに続いて“盟友”の木村さんまで、となったら黙っているわけにはいかないのではと……。

 それでも粗品さんは、炎上上等で“芸”としてやっていますから、“次のターゲットはキムタク”と宣言した以上、何かしら仕掛けてくるのは間違いないでしょうね」(前出のお笑いプロ関係者)

 粗品を可愛がり、木村と盟友関係にあるさんま――今回の騒動で一番難しい立ち位置にいるのは、意外にもお笑いモンスターなのかもしれない。今後のさんまの発言に注目が集まる――。