■タイミングの悪さを指摘する声も

 6月20日の夜8時からの福本の発言に注目が集まる一方で、彼が約半年前に脱退したAぇ!groupはデビューしてから1か月を迎えたばかりの大切な時期。このタイミングで福本が動くことには、

《タイミングは今じゃなきゃダメなの??あなたが抜けたグループが、デビューしてまだ1年も経ってない今、する事ですか??事務所クビになって、散々えーのメンバーに迷惑かけたのに、まだ迷惑かけるんでしょうか??もう少しタイミング考えて欲しい》
 《デビュー魂(※8月18日まで続くAぇ!groupのデビューコンサート)終わるまで待てなかったの?もうメンバーじゃないから関係ないですよっていうスタンス?あんなに迷惑かけたのに?》

 など、 “今じゃないだろう”という声も多く寄せられている。

「Aぇ!groupは福本さんの件だけではなく、下積みが15年を超えているメンバーがいたり、ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題が大事になってデビューが一時白紙になってしまったりと、非常に苦労してきたグループです。

 それだけに、全員がバラエティ番組などでもガムシャラに頑張って爪痕を残していますし、“紆余曲折の苦労を経てのデビュー”という点がファンの心に火をつけたところもある。CDのセールスは絶好調で、“キンプリ超え”が話題になったこともありました」(前出のワイドショー関係者)

※画像はAぇ!groupの公式X『@Aegroupofficial』より

 5月15日に発売されたAぇ!groupの1stシングル『《A》BEGINNING』は、初週売上62.5万枚を記録している(『オリコン』調べ)。歴代の旧ジャニーズのデビューシングルでは、King&Princeの『シンデレラガール』を抜く歴代4位だと注目を集めたのだ。

 旧ジャニーズのデビューシングルの初週売上トップ5は、以下の通り。

1位:SixTONESvsSnow Man(※)の『Imitation Rain/D.D.』…132.8万枚 (20年2月)(※同時デビューのため、デビューシングルも異例の“1枚に2グループ収録”という形式だった)

2位:KAT-TUNの『Real Face』…75.4万枚(06年4月)

3位:なにわ男子の『初心LOVE(うぶらぶ)』…70.6万枚 (21年11月)

4位:Aぇ!groupの『《A》BEGINNING』…62.5万枚

5位:キンプリの『シンデレラガール』…57.7万枚(18年5月)

「まだファーストシングル発売から1か月。まだまだデビューツアーが続き、CDの売上も伸びていくと考えられる状況下で、契約解除の“説明責任”を抱える福本さんが動き出そうとしている――。

 福本さんの存在感は脱退後も非常に大きく、ちょっとした話題でXトレンド入りすることも1度や2度ではなかった。彼が活動を再開するならば、何があったかを話す必要があるでしょうが、デビューしたAぇ!groupの頑張り時であるこのタイミングでそれはしてくれるな、そう考えるファンも多いのではないでしょうか……」(前同)

 福本が最後にファンの前に顔を見せた生番組は、23年12月20日放送の朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)――奇しくも、インスタライブを予定している6月20日から、ちょうど半年前のことだった。

 福本は、半年ぶりの顔出しで、何を語るのか――。