■中島健人“コラボ連発”にtimelezファンは複雑心境

 一方で、一部のtimeleszファンの中には複雑な心境を抱く人もいるようだ。X(旧ツイッター)には、

《本当に嬉しいし凄い楽しみなんだけど、Sexy Zoneの中島健人ですに慣れてしまってるから、GEMNの中島健人ですに少し寂しくなってしまった》
《セクゾを脱退してすぐに他の人とユニットを組むの、みんな悲しくないのかな? 私はセクゾとセクゾの中島健人が大好きだったから、悲しくて悲しくて仕方ない》
《中島健人は一体何がしたかったん。他のアーティストとコラボとかして歌ってて。俳優やるんじゃないん、世界がどうとか言うてたよな、方向性ぐちゃぐちゃやん。大体1年も経ってないたった数ヶ月で他のアーティストと歌うとかただセクゾ捨てただけやん》

 など、中島に対して批判的な意見も寄せられている。

 中島は3月31日をもってセクゾを脱退し、セクゾはtimeleszに改名。4月1日からは菊池風磨(29)、佐藤勝利(27)、松島聡(26)の3人体制となり、新メンバーオーディションが進められている。

 1月8日、セクゾから脱退することを発表した中島は《ひとりのアイドルとして、ひとりの役者として、自分が目指すべき場所に向かい、一生に一度しかないこの時間、一瞬一瞬にすべてを懸け、国内外問わず様々な挑戦をしていきたいと思っています》とコメントを寄せていた。

 さらに《今すぐには、恩返しを出来る訳ではないと思いますが、僕は新しいことに挑戦し、自分なりの方法で、やっぱり応援して良かったと思ってもらえるように、日々、研磨していければと思っております》と思いを新たにしていた。

「多くのファンが大人気作品『【推しの子】』のOPを中島さんが担当することに歓喜しています。ただ、セクゾから脱退してわずか3か月ほどで他のアーティストと大きな作品でがっつりコラボすることを寂しく思い、疑問を感じてしまうファンの心境も頷けそうです。

 脱退発表時に《ひとりのアイドルとして、ひとりの役者として》とコメントを寄せていましたから、ソロアーティストとして、俳優路線で活動していくと思ったファンも少なくなかったようです」(女性誌編集者)

※画像は中島健人の公式インスタグラム『@kento.nakajima_313』より

 中島は7月3日放送の音楽特番『2024 FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)に出演し、東方神起とコラボすることも発表されている。

「コラボの連続に“さすがにどうなの……”と驚きを感じているtimeleszファンもいますね。『FNS歌謡祭』、そして『【推しの子】』は大きな仕事ですから、余計にそうした複雑な思いを抱いてしまうファンも多いのかもしれません。

 ただ、『【推しの子】』は世界的なヒット作品。YOASOBIが手掛けた第1期のOP『アイドル』は『Billboard Global 200』で日本のアーティストとして最高位となる7位に。YouTubeの楽曲チャートでは世界1位を獲得するなど世界的な大ヒットになりましたからね。セクゾ脱退時に《国内外問わず様々な挑戦をしていきたい》とコメントを寄せた中島さんは、有言実行を果たしているとも言える。

 それでもまだセクゾを離れてから3か月ですから、疑問を感じ、反発の声を上げてしまうファンもいるんでしょうね」(前同)

 やはり、アイドルグループからの“脱退”は非常にデリケートな話のようだ……。