■「パパはいつ始まるの?」発言を筆頭に喧々諤々の第1話に
『海のはじまり』には放送後、多くの意見が殺到。
《なんやこのドラマ。ホラーじゃないか。勝手に産んで、子供にパパの家教え込んでる?ぽいし何がしたいんや、謎や、怖いわ》
《確かにヒューマンドラマかと思いきや ホラーやん 夏くんやったら恐怖と困惑やで》
《夏くんからしたら葬式で初めて子ども産んだの知って元カノ母親に同意書見せられて詰められるん地獄でしかないやろ》
《夏くんのパパはいつはじまるの? 怖い一言だなぁ》
《予期せぬ妊娠で逃げる男性がいるこの世の中にもっと刺さってほしい。てか、それが生方さんの願いなのでは?》
《夏くんのパパはいつ始まるの??っていう海ちゃんのセリフが生方さんらしいなって思った。いつパパになってくれるの?とは意味が違うというか》
《たくさんの台詞やナレーション等はないからドラマを観た視聴者それぞれ受け止め方が違うドラマだなーそれが生方さんの意図するところかも知れん》
など、多くの声が寄せられている。
毎週月曜よる9時放送#海のはじまり
— 『海のはじまり』月9ドラマ【公式】 (@umi_no_hajimari) July 2, 2024
第1話の冒頭、浜辺を一緒に歩く水季と海のシーン
撮影の合間に、仲良く一緒に踊っているところを目撃しました❕#泉谷星奈#古川琴音 pic.twitter.com/Gzyya0btsW
「生方脚本の作品は“男女の間に友情は成立するか”を描いた『いちばんすきな花』(フジテレビ系、23年10月期)もそうでしたが、人が無意識に避けたり、偏見を持ちがちな重いテーマを非常に丁寧に描いています。今回の『海のはじまり』も踏み込んだ内容で、さまざまな意見が出て、話題になることも見越して脚本を書いているのではないでしょうか。
また、生方氏は脚本家になる前、助産師として働いていた経歴の持ち主。劇中では“(男性は)妊娠も出産もしないで父親になれちゃう”という、非常に考えさせられるフレーズもありました。それを考えると、“夏くんのパパ、いつ始まるの?”というのも、言わせすぎな感じもしますが、やはり重みを感じさせる、という声もありますね。
男性目線、女性目線、立場の違いで受け止め方がかなり変わってくる、複雑で考え込まれた脚本でしょうね」(前同)
『海のはじまり』は、第2話の予告でも海が「海に会いたくないの?」とまた夏に迫るように言う場面があったり、有村架純(31)演じる夏の現在の恋人が涙する姿があったり、気になる展開がありそうだ。
ある日突然、父親になった夏は今後どうするのか。どのようにパパになっていくのか、現在の恋人との関係は――多くの視聴者が第2話を心待ちにしていることだけは、間違いないだろう。