■相次ぐ女性タレントとスタッフの結婚
女性タレントとスタッフとの結婚の代表例としては、イモトアヤコ(38)が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のロケで苦楽を共にしてきた石崎史郎ディレクターと恋愛に発展し、2019年に結婚している。
元AKB48の野呂佳代(40)は5歳上のテレビディレクターと2020年に結婚。出会いのきっかけは、坂上忍(57)が司会の番組で「スタッフとして動いているところを見てステキだなと思って」と、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系/15年4月~21年3月)で明かしていた。婚姻届の証人欄にサインしたのも坂上だったという。
お笑いコンビ・ニッチェの近藤くみこ(41)は、お相手が『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の藤本大介プロデューサーで、21年に同番組で結婚式を開催し、明石家さんま(69)らに祝福された。交際期間は約1年。出会いのきっかけは、同番組にニッチェが出演した際の打ち上げだと番組内で明かしていた。
2019年に結婚した女優の新川優愛(30)のお相手は、仕事を通じて知り合った9歳上のロケバスの運転手。新川が10代の頃から面識があり、結婚3年前に新川からアプローチをかけたことを明かしているなど、女性タレントが仕事先の男性スタッフと結婚に発展するケースは少なくない。
その理由について芸能プロ関係者はこう話す。
「シンプルな話で、多忙な芸能人、タレントほどプライベートでの出会いの場がないんですよね。ドラマで共演した俳優同士がつき合うことはよくありますが、バラエティやモデルなどを主戦場にしているタレントは、そういった機会はない。
それこそ結婚前のイモトさんは、スケジュールの大半が『イッテQ』の海外ロケでしたよね。そうなると番組や撮影のスタッフが最も身近な存在となるわけで、イモトさんもそうでしょうが、野呂さんや新川さんのように、頑張って働く姿を見て恋心を抱くと。
また、2人の間には多くの共通の関係者もいるわけで、信頼の置ける人なのか、好かれている人なのかといった人間性も伝わってきやすい。だからこそ、ちゃんとした交際に発展するケースが多いのでしょうね。おそらく貴島さんも、同様の感じではないでしょうか」
“仮想”恋愛バラエティー番組『私たち結婚しました』でのお似合いぶりから久保田とガチ交際説も浮上した貴島だが、現実ではしっかりと本命と愛を育んでいたようだ――。