■水卜麻美アナの涙の謝罪&説明で『24時間テレビ』にさらなる逆風

 目に涙を浮かべて謝罪と説明をした水卜アナの姿には、

《一介の女子アナに謝罪させて終わらせるつもり? 水卜アナが涙を流してまで謝罪する事では無いだろ? 今回の件に関係した経営陣全てが表に出て誠心誠意謝罪するべきだろ》
《とりあえず社長がでてくるか、番組辞めるかしかないですね》

 など、『24時間テレビ』への厳しい意見が殺到。水卜アナの謝罪と説明によって、『24時間テレビ』にはより冷ややかな目が向けられることになってしまった。

「水卜アナには同情する声、“頑張ってほしい”といった声援が多数寄せられましたが、日テレ上層部と『24時間テレビ』にはさらなる批判が寄せられることになりましたね。これまでも“偽善”などとも言われてきた番組ですが、今年はすでに猛烈な逆風が吹いており、放送中も例年以上の反発を招くことになりそうです。

 そんななか、関係者の間では、“やっぱり水卜アナは日テレを辞めてしまうのではないか”と語られているんです」(前出の制作会社関係者)

 これまで何度か退所説が出た水卜アナだが、日頃から日本テレビへの愛を隠すことはなく、過去には「退社を考えたことは1回もない」とも公言しているが――。

「水卜アナの日テレ愛、特に『24時間テレビ』への愛と思い入れは凄まじいものがあるんです。彼女の中では、『24時間テレビ』を最も大切にしているように見えると。だからこそ、『24時間テレビ』の危機を救いたいと、『ZIP!』と『DayDay.』で、涙ながらに思いを込めた謝罪と説明をしたとも言われています。もちろん、水卜アナが、謝罪の言葉と今年の『24時間テレビ』の放送を番組で報告することを認めたのは局の上層部ですが。

 彼女は昨年まで10年連続で『24時間テレビ』の総合司会を担当してきましたが、過去には局上層部が“成長にもつながるだろうから”と、若手アナウンサーに総合司会を経験してもらおうと検討したといいます。ですがその際、水卜アナはそれを拒み、“総合司会ができないなら辞めます”というぐらいの勢いだったそうです。『24時間テレビ』は、彼女の中でそれほど大きなものなんです」(前同)

 水卜アナは2019年の『24時間テレビ』ではチャリティランナーも務め上げた。

※画像は『24時間テレビ』の公式X『@24hourTV』より

「ただ、そんな『24時間テレビ』を愛する水卜アナにとっても昨年、10年やり遂げたことは大きな区切りになったはず。かなりの達成感があったのではないでしょうか。そして、11年目の今年は、プラスアルファのようなものになるのでは、と関係者の間では話されています。

 視聴者の信頼を大きく裏切ってしまった『24時間テレビ』を立て直すため、大好きな番組に恩返しをするために10年で卒業するのではなく、今年の『24時間テレビ』に全身全霊を捧げて、最後にするのではないかということですよね。

 さらに昨年3月に結婚したことも退社話が浮上する理由の1つですね」(同)