7月12日、Hey!Say!JUMP山田涼介(31)主演の連続ドラマ『ビリオン×スクール』(フジテレビ系/金曜よる9時)の第2話が放送される。5日には第1話が放送。平均世帯視聴率が4.3%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)で、全話平均視聴率が4.7%と爆死した前期『イップス』の初回5.8%を下回ってしまった。

 同ドラマは、日本最大の財閥系企業「加賀美グループ」のCEOで、“億万長者=ビリオネア”の主人公・加賀美零(かがみれい/山田)が、身分を隠して教師となり、さまざまな問題に直面しながらも生徒とともに成長していく学園コメディ。山田にとって初の金曜9時帯ドラマ主演で、週末の夜にふさわしいエンターテインメントを狙ったがーー。

 第1話は、加賀美は天才的な頭脳で革命的な開発をしてきた発明家でもあるが、自己中心的な性格が目立つ一面も。そんな彼が、有能な秘書兼ボディガード・芹沢一花(木南晴夏/38)とともに、進学校である私立絵都(えと)学園に教師として赴任する。加賀美の目的は、超高精度の教育用AIプログラムの開発だった。

 加賀美は、“やる気ゼロ、才能ゼロ、将来性ゼロ”の生徒が集められた、3年0(ゼロ)組の新しい担任になるが、さっそく「俺の配下になる喜びを知れ」と、生徒に上から目線の問題発言。さらに授業が分からないとキレる生徒が加賀美に触れた瞬間、センサーが搭載されたAIスーツが反応して投げ飛ばしてしまい……という展開。

 低視聴率のわりには、X(旧ツイッター)上の反響は、《社会問題とかの重たい空気じゃなく、ちょっとズレた熱い教師と振り回される生徒、からの助けに来てアクション、最高じゃん》《セリフ回しのテンポの良さ、どこまでアドリブなのかわからない脚本と演技、見たかったのはコレだよコレ!》などと好評だった。では、惨敗の原因はーー?