7月14日、二宮和也(41)主演の日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』(TBS系/毎週よる9時)の第2話が放送される。7日の初回の平均世帯視聴率が11.8%(すべてビデオリサーチ調べ/関東地区)と、同枠の大ヒット作『VIVANT』の11.5%を超えたが、まだまだ数字の上積みが期待できそうだ。

 同ドラマは、小説家・海堂尊氏の「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社)が原作のメディカルエンターテインメント。2018年に放送された『ブラックペアン』の続編で、二宮は前シリーズの主人公・渡海征司郎と瓜ふたつで、人と金をもてあそぶ悪魔と呼ばれる世界的天才外科医外科医・天城雪彦を演じる。

 第1話は、心臓血管外科医・世良雅志(竹内涼真/31)は、東城大学医学部付属病院の病院長・佐伯清剛(内野聖陽/55)から、オーストラリアの学会に出席し天城雪彦という医師に渡すよう、一通の手紙を預かる。世良は先輩医師の垣谷雄次(内村遥/39)とともに渡豪するが、天城が学会をドタキャンして会えずじまい。

 落胆する世良は、天城を探しに韓国から渡豪してきたという、医師で飲食店経営者のパク・ソヒョン(チェ・ジウ/49)と、息子で研修医のミンジェ(キム・ムジュン/26)に出会う。その後、3人は天城を見つけ、ソヒョンは彼に手術を依頼。すると天城は、全財産の半分をルーレットに賭けることを手術の条件に出し……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《二宮和也さすがだわ。言ってることもヤッてることもヤバいけど、圧倒的な凄さで全部を従わせていく。まさに神に愛された悪魔》《渡海征司郎には憤りが見えた。天城雪彦には寂しさが見えた。キャラは違えどその奥底に眠る心の最も柔らかい部分を、二宮くんは本当に丁寧に演じてくれた》などと絶賛の嵐。しかし、すごかったのは演者だけではなかったようだ。