7月26日に開幕するパリオリンピックに向けた結団式が7月5日に行われ、旗手を務めるフェンシングの江村美咲が選手団を代表し、「“一歩、踏み出す勇気を”このコンセプトに基づき、選手一同、新たな挑戦に向かって全力を尽くしてまいります」と決意を表明した。今大会では日本選手団の金メダル数の目標を20個と設定し、柔道やレスリングなどでメダルの獲得が期待されている。一方、ブレイキン(ブレイクダンス)が競技種目として正式採用されたことも話題だ。そこで今回は20~40代の男女100人に「パリオリンピックで見たい競技」について聞いてみた。

 第9位(4.0%)は、サーフィン、体操競技、テニスが同率でランクイン。

 サーフィンは、2021年の東京オリンピックで初採用された競技で、2大会連続の実施となる。日本男子は東京大会銀メダルの五十嵐カノアの活躍が期待されている。

「前回見ていて面白かった」(31歳/女性)

「普段あまり見ない競技だから興味がある」(35歳/男性)

「波に乗る瞬間が好きだから」(46歳/男性)

体操競技は、個人総合で東京大会金メダルの橋本大輝が2連覇に挑む。さらに、前大会銀メダルだった日本男子の団体総合は前大会金メダルのロシア勢が不在の中、前回3位の中国との争いが見どころになりそうだ。女子の日本代表は、全員10代というフレッシュな顔ぶれがそろった。

「団体で金メダルを取ってほしいから」(33歳/女性/主婦)

「跳馬や鉄棒で最後の着地をバッチリ決められるか楽しみ」(39歳/男性)

「中国とのメダル争いが楽しみ」(49歳/男性)

 テニスは、男子でノバク・ジョコビッチ(セルビア)が今大会で金メダルを獲得すると、四大大会全てとオリンピックで優勝する“生涯ゴールデンスラム”の達成となる。女子では出産を経て今シーズンから本格復帰した、元世界ランキング1位の大坂なおみの活躍に注目が集まりそうだ。

「テニスをしていたので楽しみ」(24歳/女性/学生・フリーター)

「好きな選手が出場予定なので、その選手の活躍に期待」(49歳/男性)

「ラリーがどれくらい続くのか見てしまう」(43歳/女性/主婦)

 第8位(5.0%)は、卓球。

 卓球は、混合ダブルスで東京大会金メダルを獲得した水谷隼&伊藤美誠ペアに続き、張本智和&早田ひなペアが2連覇を狙う。早田は、2023年に行われた世界選手権で女子シングルスの銅メダルを獲得。絶対王者・中国の牙城を崩せるかに期待がかかる。

「中国を撃破して金メダルを取ってほしい」(28歳/女性)

「日本勢の活躍はもちろん、世界最高レベルの素晴らしいラリーが見られるのが楽しみ」(47歳/男性)

「女子が最強世代で、活躍してくれそうだから」(22歳/女性/学生・フリーター)