女優・仲里依紗(33)の評価が高まるばかりだ。

 注目を集めているのは、男女が逆転したパラレルワールドでの江戸城を舞台にしたNHKドラマ『大奥』。2月21日に放送された第7話では、徳川幕府5代将軍の徳川綱吉役を演じる仲の、ドロドロの展開で見せた「泣きっぱなしの演技」が話題となっているのだ。

 『大奥』は少女漫画誌『MELODY』(白泉社)で連載された、漫画家・よしながふみの作品で、2004年〜2021年までの17年間に渡る長期連載。全19巻の発行部数は累計600万部で、2009年の手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した名作。

(※以下『大奥』第7話のネタバレを含むので未視聴の方はご注意ください)

「仲さん演じる綱吉は、前回で一人娘の松姫を亡くしたことで世継ぎがいない状況に。竜雷太さん(83)演じる父・桂昌院から世継ぎを作るように命じられるが、年老いた綱吉はすでに子が作れない体に…それでも毎晩子作りに励む日々を送ることに。

 綱吉は、政治も世継ぎも上手くできなかった自分は“なぜ生きているのか”と、抜け殻になりながら泣き崩れる。そんな綱吉に、山本耕史さん(46)演じる右衛門佐(えもんのすけ)が、

《生きなさい!上様、生きるということは…女と男ということは…ただ女の腹に種を付け子孫を残し、家の血を継いでいくことだけではありますまい!》

 と、涙ながらに語りかけて熱い抱擁を交わすシーンが。この時の仲さんの、涙で顔面がぐしゃぐしゃになりながらの演技には見入ってしまいましたね」(芸能誌記者)

 そんな年老いた2人が結ばれたのも束の間、翌日に右衛門佐は急死してしまう。

「やっと結ばれたのにもかかわらず、静かに死んでしまった右衛門佐を見た綱吉は絶句。その後、病床に伏せてしまいましたが、なんと綱吉の側用人である倉科カナさん(35)演じる柳沢吉保に殺害される…といった衝撃の内容で綱吉編は終了。

 幼い頃から綱吉だけを愛していた吉保が、

 《私のどこに欲得がございましたでしょうか》

 という愛憎に満ちたセリフや、仲さんのほとんど泣きっぱなしの演技、さらにもがき苦しみながら亡くなる様子など、終始血みどろの展開にSNSでも大盛り上がりでした」(前同)

 視聴者からは、

《大奥 すさまじかった「なぜ生きているのか」と慟哭する綱吉の涙 子を成すためでない愛を夢見ていた右衛門佐 苦しみをさらけ出し合った二人の抱擁 演じたふたりが圧倒的だった 山本耕史さんが凄いのは知ってた 仲里依紗さんに驚いた》
《一生、綱吉の側にいたい【柳沢吉保】の誓い 右衛門佐と柳沢吉保が口にした「上様に恋をしておりました」切なくも愛おしい運命と【純愛】に涙が止まらない…》
《このシステムのグロテスクさが何なんだろうと思ってたけど、将軍と言えば聞こえはいいが檻に閉じ込められてひたすら繁殖行為だけ繰り返させる悪徳ブリーダーのもとにいる繁殖犬と同じなのよなと感じた》
《子がなせぬ身体になった綱吉だったからこそ、右衛門佐は愛せるのだという。子をなすという呪いに縛られ続けた綱吉と右衛門佐だからこそ、子が介在しなくなって初めて結ばれたのだ。これもまた悲しい恋》
《「私のどこに欲得がございましたでしょうか…!!」オリジナルセリフで地獄をぶちこまないでください 》
《最後にヤンデレ百合を見せられるとは…》

 と、信じられないほどのドロドロした内容と、仲の名演技に賞賛の声が続出していた。