8月30日と9月1日に放送される日本テレビの超大型特番『24時間テレビ』の制作発表が7月16日に都内で行なわれた。今年はメインパーソナリティーを置かない新体制となることなどが発表されたものの、同番組にはさらなる逆風が吹き荒れている――。

 2003年のTOKIO以来、ずっと旧ジャニーズ事務所所属のタレントがメインパーソナリティーを担当してきた『24時間テレビ』。旧ジャニーズタレントがメインパーソナリティーでないのは、22年ぶりとなる。

 総合司会は事前に発表があった水卜麻美アナウンサー(37)、羽鳥慎一(53)に加え、くりぃむしちゅー上田晋也(54)が務める。メインパーソナリティーに代わり、「24人でつなぐ24時間テレビ」と題し、『24時間テレビ』の趣旨に賛同する24組が出演して各企画を担う予定だという。

 その24組のうち、第1弾として相葉雅紀(41)、サンシャイン池崎(42)、三代目JSOULBROTHERS岩田剛典(35)、有働由美子(55)、笑点メンバー、長嶋一茂(58)、ヒロミ(59)、松平健(70)、やす子(25)の9組の出演が発表された。その他の出演者は随時発表予定だという。

※画像は日テレの公式X『@nittele_ntv』より

 番組内の企画「全国の児童養護施設に募金マラソン」でやす子がチャリティーランナーを務めることも明らかになった。

 やす子は会見で放映されたVTR内で「実は高校生の頃、児童養護施設にお世話になっていた時期があります」と話し、「全国の児童養護施設の人たちが楽しく明るく思えるようなマラソンになったらと思います」と意気込みを語った。

 今年のチャリティーマラソンでは33年目にして新たに「目的別募金」を開設し、やす子は「マラソン児童養護施設募金」のために走り、全額を全国600か所以上の児童養護施設のために使うという。やす子は「自分の住んでいた養護施設に恩返しができたらという気持ちから始まった募金です」と説明した。